公開日 2025/12/13 18:30

<ポタフェス>Acoustune、新作「HS3000 篳篥」初公開/ヤマハ、ヘッドホン聴き比べや開発中「HA-3000A」展示

コンプライはイヤーパッド第1弾など
編集部:原田郁未
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イヤホンやヘッドホンを中心としたポータブルオーディオ関連ブランドが集うイベント「ポタフェス 2025冬 秋葉原」が開幕した。本稿では、ピクセル、ヤマハ、コンプライの各ブースにフォーカスし、その展示内容を紹介する。

ピクセル

ピクセルのブースでは、同社が取り扱うAcoustuneから、完全新作となるイヤホン「HS3000 篳篥 -Hichiriki-(ひちりき)」が初公開された。来年1-2月頃の発売を予定し、価格は55万円前後を想定するという。

本機は同社のHS2000シリーズで培われてきた技術をベースに、ポリマーバイオマテリアルを使用したミリンクス振動板と、ベリリウム薄膜加工ドームを組み合わせた複合振動板構成をさらに発展させたモデル。素材構成の最適化に加え、アコースティックチューニングも一段と高められているという。

HS3000 篳篥

また、同ブランドからは完全ワイヤレスイヤホン「HSX1001 Jin -迅-」の派生モデルとして、廉価版の「HSX ONE」も初披露された。HSX1001 Jin -迅-が採用しているモジュール分離構造を省略することで、約9万円だった価格帯を約4万5千〜5万円程度に抑える予定だという。より手に取りやすいモデルとして来年1-2月頃の発売を予定している。
HSX ONE
 
このほかピクセルブースでは、シンガポール発のブランドKOTORI AUDIOの製品も展示。筐体内部の圧力バランスを制御する独自技術「Pressure-Balanced Acoustic System(PBAS)」を採用したハイブリッドイヤホン「Zephyr(ゼファー)」や、Knowles製フルレンジBAドライバーを搭載した「VAMPIRE(ヴァンパイア)を展示している。
左から、KOTORI AUDIOの「VAMPIRE」「H02B(試作品)」「Zephyr」

また、開発中の試作機として、同ブランド初の1DD構成となるエントリーモデル「H02B」(約1万6千円前後予定)や、Zephyrの発展型に位置付けられる「H03」(5万〜7万円程度予定)も展示され、いずれも来年春頃の発売を目指すという。
試作中の「H02B」。筐体は3Dプリンターで作った仮のもの

同じく試作中の「H03」。こちらも筐体は3Dプリンターで作った仮のものだ

ヤマハ

ヤマハのブースでは、フラッグシップヘッドホン「YH-5000SE」を筆頭に、「YH-4000」「YH-C3000」の3モデルを並べた聴き比べ展示を実施。YH-5000SEが開放型、YH-4000とYH-C3000が密閉型となっており、構造の違いによる音の傾向を比較できる構成となっていた。

左から、「YH-5000SE」「YH-4000」「YH-C3000」。ブースの両端に用意し、同時に複数人の試聴を受け付けている

また、開発中の据え置き型ヘッドホンアンプ「HA-3000A」も参考展示。フローティングバランス構造を採用し、信号の分離感を重視した設計で、価格や発売時期は未定ながら、既存モデル「HA-L7A」に寄せられたユーザーの声も反映した製品になると説明された。

HA-3000A

「HA-L7A」も出展。

コンプライ

イヤーピースブランドCOMPLY(コンプライ)のブースは、新製品を中心に展示。11月に発売されたBoseのBluetoothヘッドホン「QuietComfort Ultra」(第1世代/第2世代)に対応する交換用イヤーパッド「Premium Memory Foam Ear Pads」と、Apple「AirPods Pro 3」対応イヤーピース「TrueGrip MAX」を展示している。

Premium Memory Form Ear Pads

TrueGrip MAX

両製品とも独自フォーム素材「SmartSkin」を採用し、体温で柔らかくなって耳に密着することで高い遮音性と快適性を両立。耐久性の向上や衛生面への配慮も図られているという。実際に製品を手に取ったユーザーは「全然違う」「弾力がすごい」などの感想を寄せていた。そのほか、ブースには物販コーナーも設置し、こちらも多くの人が足を止めていた。

ブースの物販コーナー

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