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dd HiFi、平面磁界ドライバー搭載USB-Cイヤホン「E13P(Memory)」。水月雨と共同開発
ミミソラは、同社が取り扱うdd HiFiブランドのUSB Type-C接続有線イヤホン「E13P(Memory)」を12月6日(土)に発売する。価格はオープンだが、税込31,700円前後での実売が想定される。
E13P(Memory)は、独自開発13mmプラナードライバーを搭載する有線イヤホン。ドライバーの供給はMoonDrop(水月雨)が担当し、共同開発したとのこと。従来の平面磁界型ドライバーに比べて10倍も高い電気音響効率により、低出力時でも広いダイナミックレンジを実現。全高調波歪み(THD)は全周波数帯域で0.05%未満に抑えられ、高解像度と超低歪みを実現したアクティブ駆動型として位置付ける。
音質面では、DSPによるデジタルチューニングと専用設計のシールドケーブルを組み合わせ、ヴィンテージ志向のサウンドシグネチャーを追求した。左右チャンネルの導体はインラインリモコンをハンダ付けの切れ目なく通過し、イヤホンのフルメタルチャンバーまでシールドを維持する構造。
筐体はCNC加工のAL6063航空グレード・アルミニウム製。メインケーブルは強化繊維メッシュ被覆の5N OCCワイヤーを採用し、3本撚り構成(うち1本はマイク/インラインコントロール用)とした。周波数特性は20Hz-20kHz、質量は約50g。
装着面ではセミインイヤーフィットを採用する。サイドファイアリング式のサウンドチューブとイヤーチップにより、インイヤーとセミインイヤーのハイブリッド的な装着感を実現した。筐体はコンパクトで、耳の小さいユーザーでも快適な装着を目指したとしている。
プラグ部にはCirrus Logic(シーラスロジック)製のDAC/アンプ「CS43198」を内蔵し、PCMは最大32bit/384kHz、DSDはネイティブDSD256(11.2MHz)までのデコードに対応する。USB Type-CプラグはiOS/Android搭載スマートフォン、タブレット、パソコンで使用でき、ケーブルのインラインマイクとリモコンにより通話/録音/音楽再生/一時停止の操作に対応する。USBプラグ根元にはリング状LEDインジケーターを内蔵し、青がスタンバイ、緑がPCMデコード、赤がネイティブDSD出力を示す。
付属品として、クラシックなカセットプレーヤーに着想を得たレトロ風の超コンパクトケース(合成皮革製、YKKジッパー、デュアルコンパートメント)。イヤーチップはSサイズのST35(装着済み)に加え、KIWIEARS提供の「KIWIFLEX」S/M/L各1ペアが付属する。なお、DSD再生に関しては一部アプリでフォーマット切替時にノイズが発生する場合があり、その際はDSD出力モードをPCMに設定するよう案内している。































