公開日 2025/06/30 16:02

ドウシシャ、LEDシーリングライト一体型プロジェクター。Amazonで先行発売

8月より一般販売も開始
編集部 : 伴 修二郎
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ドウシシャは、同社初のプロジェクターブランド「LUMIXIA(ルミシア)」から、プロジェクター付きLEDシーリングライト「LUMIXIA(ルミシア)・シーリングプロジェクター」を本日6月30日よりAmazonで先行発売。ドウシシャの公式オンラインストア「ドウシシャマルシェ」、および家電量販店などでも2025年8月から順次販売を開始する。価格は89,980円(税込)。

「LUMIXIA(ルミシア)・シーリングプロジェクター」

「LUMIXIA」は、「Luminous(ルミナス:明るい、輝く)」と「Theater(シアター:劇場)」の和読みの組み合わせをブランド名の由来とする、同社初のプロジェクターブランド。昨今若年層の方を中心に、家庭で映画館気分を味わえるプロジェクターが導入されるケースが増えているとして、「投影される映像を明るく・美しく照らすという意味を込めてこのブランド名としました」と説明している。

「シーリングプロジェクター」は、同社がこれまで培ってきた「映像」と「照明」の双方の強みと知見を活かして開発された、天井照明にプロジェクターの機能を組み合わせた “プロジェクター一体型シーリングライト” 。照明器具として部屋全体を明るく照らしながら、最大120インチの大画面映像の投影が可能で、「照明・映像・音響が一体となった新しい空間体験を寝室やリビングで手軽に楽しめる」と謳っている。

天井照明にプロジェクターの機能を組み合わせた “プロジェクター一体型シーリングライト”

投影方式は「LCD方式」を採用。一般的なモバイルプロジェクターで採用される「DLP方式」と比較して、より色再現性が高く、自然な色味を実現することでドラマやアニメなどの明るい映像に加えて、満点の星空などの風景シーンや音楽ライブの照明などの映像も色鮮やかに表現するとのこと。解像度はフルHD(1,920×1,080)、明るさは500ANSIルーメン、コントラスト比は1000:1、HDR10に対応する。

また、短焦点レンズを採用することで、壁との距離が近い場合でも投影が可能。壁面までの距離が144cmで最大60インチ、204cmで最大90インチの投影が行え、ワンルームなどの一人暮らしの空間はもちろん、ファミリー世帯の個室や小上がりスペースなど限られた空間にも柔軟に対応できるという。

投影方式は色再現性の高い「LCD方式」を採用

さらに、機器を取り外しすることなく投影面を左右に移動できるスライダーを本体内部に設けることで、投影方向を変える際は本体を手動で回転することで簡単に調整が可能。本体にはボックス型の5W+5Wフルレンジステレオスピーカーも内蔵しており、まるで天井から音が立体的に降ってくるかのような没入感のあるサウンドが味わえるとしている。

Amazonのスティック型端末「Fire TV Stick(第3世代)」「Fire TV Stick 4K(第2世代)」「Fire TV Stick 4K MAX(第2世代)」の接続に対応しており、本機を活用すればPrime VideoやNetflix、U-NEXTやTVerなど各種動画配信サービスが楽しめる。入力端子はHDMI(HDCP2.1対応)×1基を装備する。

照明機能は、明るさと色をそれぞれ100段階から専用リモコンで調節できる。生活シーンに合わせた全灯、昼光色、昼白色、電球色の4つのプリセットモードも搭載し、リモコンのボタン1つで切り替えが可能。適用畳数は8畳までとなる。

プリセットの色や明るさは自分好みに調節も可能で、お気に入りの設定はボタンに登録することができる。独立した常夜灯も備えるため、ワンルームなどで寝室も兼ねている場合も活用できるという。

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常夜灯を備えるため寝室も兼ねている場合も活用できる
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専用リモコンのイメージ

そのほか、設置部屋に対応した家庭用の引っ掛けシーリングがあれば、追加工事を行うことなく取り付けが可能。映像は引っ掛けシーリングのコンセントから電源供給されて直接投影されるため、本機の設置場所や配線を気にする必要はないとする。

定格消費電力はLED照明が40W、プロジェクターが180W。外形寸法は約555×555×270mm、本体質量は約7.2kg。

家庭用の引っ掛けシーリングがあれば追加工事を行うことなく取り付けが可能

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