キヤノン、フラグシップモデル「G12」など"PowerShot"シリーズ2機種を発売

キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ"PowerShot"シリーズの新製品2機種を10月7日に発売する。今回発売される各モデルは以下の通り。

・「PowerShot G12」　￥OPEN（予想実売価格60,000円前後）
・「PowerShot SX30 IS」　￥OPEN（予想実売価格55,000円前後）

PowerShot G12は、2009年10月に発売した「G11」の後継機となる。ノイズを抑える高感度センサーと、キヤノン独自の映像エンジン「DIGIC」を組み合わせた「HS SYSTEM」を採用し、撮影時の感度を向上させた。撮像素子は1/1.7型CCDで有効画素数は約1000万画素。


「EOS（EFレンズ）」の光学技術を採用した「ハイブリッドIS」機能を新たに搭載し、角度ブレとシフトブレの両方を抑制。そのほか、暗部補正や、ダイナミックレンジ補正の個別設定機能なども新しく装備する。

また今回よりグリップ部に電子ダイヤルを設けることで、グリップから手を離さずに設定の切り替えを行うことが可能となった。モニターは、G11に引き続きバリアングル式の2.8型「クリアライブ液晶V」を備え、レンズは広角28mmに対応した5倍ズームレンズを装備。多彩なマニュアル撮影機能、RAWデータ記録、EOSシリーズ用アクセサリーへの対応などGシリーズの特徴を継承し、今回新たなアクセサリーとしてフィルターアダプター「FA-DC58B」（別売）を用意。EFレンズ用フィルター（58mm径）の装着が可能となる。


記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード/マルチメディアカード/MMCplusカード/HC MMCplusカードに対応する。

また1280×720画素（24フレーム/秒）のHD動画撮影機能も搭載する。記録フォーマットにMOV（画像：H.264、音声：リニアPCM）を採用し、ステレオ音声に対応。出力端子にはHDMIミニコネクターを装備する。

PowerShot SX30 ISは、レンズ一体型デジカメにおいて世界初の光学35倍ズームレンズを搭載。従来機種である「SX20 IS」と比較し、広角化・高倍率化を図った。またHi-UDレンズやUDレンズの採用により、高倍率の望遠領域で発生しやすい色収差に対応した。加えて高精度を追求した手ブレ検出機能と、約8000回/秒の信号処理により、シャッタースピード換算で最大約4.5段分の手ブレ補正効果を実現する。撮像素子は1/2.3型CCDで有効画素数は約1410万画素。


またEOSシリーズ用スピードライトに加え、今回新たなアクセサリーとしてフィルターアダプター「FA-DC67A」（別売）を用意。EFレンズ用フィルター（67mm径）の装着が可能となる。


映像エンジンは「DIGIC4」。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード/マルチメディアカード/MMCplusカード/HC MMCplusカードに対応する。

なお、1280×720画素（30フレーム/秒）のHD動画撮影機能も搭載する。記録フォーマットにMOV（画像：H.264、音声：リニアPCM）を採用し、ステレオ音声に対応。出力端子にはHDMIミニコネクターを装備する。

【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90005