キヤノン、コンデジ“IXYシリーズ”3機種を発売 − タッチパネル液晶モニター採用「10S」など

キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ“IXYシリーズ”の新モデルとして、タッチパネル方式の液晶モニターを搭載した「IXY 10S」など3機種を2月19日に発売する。

新モデル3機種はすべて撮影シーンを自動的に判別して最適な画像処理を行うキヤノン製品におなじみの「こだわりオート」を搭載するが、今回新たに「ぴったりフラッシュ」機能が追加された。この機能は撮影状況に応じてフラッシュの発光量やシャッタースピード、絞り値、ISO感度を最適に自動設定してくれるというもの。

■IXY 10S　￥OPEN（予想実売価格40,000円前後）

液晶モニターを従来機種930 ISの3.0型から3.5型へ大型化。さらにカメラ背面の操作ボタンをなくし、タッチパネル操作にすることで、より直感的な操作が可能なモデルとなった。モニター画素数も約46.1万ドット（930 ISは約23.0万）と高精細化している。カラーはブラック、ピンク、ゴールドの3色。

CCDの画素数も1,210万画素から1,410万画素に向上。レンズは広角24mm（35mmフィルム換算）の5倍ズームレンズを搭載する。

タッチパネル操作では、タッチパネル上で被写体をタッチするだけでシャッターを切るまでピントを合わせ続ける「タッチフォーカス」などの機能を搭載し、スムーズに撮影が行える。

記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、マルチメディアカード、MMCplusカード、HC MMCplusカード。最大1280×720（30fps）のHD動画撮影にも対応している。16GBのメモリーカードに約1時間27分37秒のHD記録を行える。


■IXY 400F　￥OEPN（予想実売価格33,000円前後）

レンズの小型化、クリアライブ液晶Gの採用による液晶画面の薄型化によりIXYシリーズ最薄となる17.8mmを実現。また極力凹凸を排したフルフラットなデザインとしている。カラーはシルバー、ブラック、オレンジ、ピンクの4色。

撮像素子は有効画素数約1,410万画素、1／2.3型CCDセンサー、レンズは広角28mmの5倍ズームレンズを搭載。画像処理エンジンはDIGIC 4。手ぶれ補正機能は、光学式のレンズシフト式手ブレ補正機構を採用している。

液晶モニターは強化ガラスを採用し、強度と薄型化を実現した2.7型クリアライブ液晶Gを搭載。

記録メディアは10S同様にSD/SDHC/SDXCメモリーカード、マルチメディアカード、MMCplusカード、HC MMCplusカード。最大1280×720（30fps）のHD動画撮影にも対応している。


■IXY 200F　￥OPEN（予想実売価格25,000円前後）

広角28mmの4倍ズームレンズを搭載したモデル。撮像素子は1／2.3型CCDで、カメラ部有効画素数は約1,210万画素となる。カラーはシルバー、グリーン、ピンク、ブラウンの4色。

「こだわりオート」は人物や風景などカメラが自動認識し、18シーンに分類。シャッターを押すだけで適正な設定で撮影を行える（10S、400Fは22シーンに分類）。

画像処理エンジンはDIGIC 4を搭載。手ブレ機能はレンズシフト式手ブレ補正機構を採用する。液晶モニターは反射光を抑えて見やすい2.7型クリアライブ液晶IIを搭載している。

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キヤノンお客様相談センター
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