公開日 2007/04/04 15:25

ヤマハ、1080p対応HDMIなど同社最新機能を搭載したミドルクラスAVアンプを発売

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DSP-AX761
ヤマハは、1080p対応HDMI端子や「SCENE」機能を搭載した、7.1ch対応AVアンプ「DSP-AX761」を5月下旬より発売する。価格は84,000円(税込)。

本機は、2006年3月に発売したDSP-AX759(製品データベース)の後継モデルで、本年3月に発売されたDSP-AX361/461(関連ニュース)の上位モデル。

HDMI端子は入力2系統、出力1系統を装備しており、1080pのフルHD映像やSACDのDSD音声、次世代DVDの192kHz PCM音声などの伝送に対応する。HDMIのバージョンは1.2。

アンプの定格出力は70W×7ch。全回路の徹底したローインピーダンス化によってスピーカー駆動力を高める、「ハイカレントアンプ・テクノロジー」を採用している。独自のプレゼンススピーカー左右を含む7.1chフルスペックシネマDSP再生と、サラウンドバックスピーカーを使用する7.1ch再生とをサラウンドプログラムに応じて自動選択するデュアル7.1ch機能を搭載したほか、2ch〜5.1chシステム接続時にフロントスピーカーの低音側と高音側を内蔵パワーアンプの独立したチャンネルで駆動し、音質改善を図る「フロントバイアンプ駆動」も選択することが可能だ。

また本機は、すべての入力ソースを最高の音質で再生するための「ピュアダイレクトモード」を用意。同モードのON時にはディスプレイを消灯して映像回路を停止するほか、アナログ信号はボリューム回路へ直接接続。PCMデジタル信号ではDIR部からDACへ直結すると同時にRAMアクセスを停止してDSPを完全にパスするなど、入力信号に応じて最適な信号経路を選択し制御することで、高音質再生を実現している。

音場創成技術「シネマDSP」は、上位モデルと同様の「シネマDSP-plus」にブラッシュアップ。処理能力を高め、空間情報を向上させるとともに、すべてのプログラムをリニューアルしている。要望の多かったという「ゲーム」モードも、最新のゲーム機に合わせて一新しているという。


「SCENE」機能イメージ
DSP-AX361/461が搭載した「SCENE(シーン)」機能も採用した。本体フロントパネルもしくはリモコンのSCENEボタンを使うことで、普段よく使うAVソースと音場プログラムの組み合わせを同時に切り替えることが可能となっている。出荷時には4個のボタンそれぞれにDVD、CD、TV、FM/AMの各パターンの組み合わせがプリセットされているが、各ボタンに割り当てるAVソースと音場プログラムの組み合わせは自由に変更することが可能だ。

他にも、自動音場補正機能「YPAO」や、圧縮音声を高音質で再生する「ミュージックエンハンサー」、iPod用ユニバーサル・ドック「YDS-10」のための接続端子など、同社AVアンプの独自機能を各種装備している。

【問い合わせ先】
ヤマハ株式会社
AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409( 携帯電話、PHS)

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番DSP-AX761
  • 発売日2007年5月下旬
  • 価格84,000円(税込)
【SPEC】●定格出力:90W×7 ●最大出力:130W×7 ●周波数特性:10Hz〜100kHz(0/-3dB) ●音声入力端子:アナログ×8、6ch/8ch×1、光×4、同軸×2 ●音声出力端子:SP OUT×7ch、PRE OUT×7ch、SUBWOOFER OUT×1、REC OUT×3、光×1 ●映像入力端子:コンポジット×5、S×5、RCA色差×3、D4×3 ●映像出力端子:コンポジット×3、S×3、RCA色差×1、D4×1 ●その他の入力端子:HDMI×2、DOCK×1 ●その他の出力端子:HDMI×1 ●消費電力:270W ●外形寸法:435W×171H×393Dmm ●質量:11.6kg
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