公開日 2006/03/23 19:59

ソニー、MD資産のデータ化など録音機能を充実させた録再Hi-MDウォークマン

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MZ-RH1
ソニー(株)は、従来のMDフォーマットでの録音再生機能に加え、高音質なリニアPCM方式での録音や、MD内の楽曲をデジタルのままWindows対応のPCにデータ化し保存する機能などを搭載したHi-MDウォークマン「MZ-RH1」を4月21日に発売する。価格はオープンだが、40,000円前後の価格で販売される見込み。


別売のマイクロホン「ECM-MS907」(¥10,500・税込)
本機ではHi-MDフォーマットの容量を活かし、CDと同等の44.1kHz/16bitで録音できるリニアPCM方式に対応する。別売の外部マイク(別売)を組み合わせ、高品位な生録音を楽しむことができる。

本機で録音したコンテンツは、付属の音楽ファイル管理・再生ソフトウェアを使ってデータ化しPC上で保存・管理することができる。Windows系PCでは付属アプリケーションの「SonicStage Ver.3.4」を使って、録音した楽曲をパソコンで管理できるほか、WAVファイルとしても取り込みができる。また同アプリケーションでは、MD内の楽曲をデジタルのまま、高速(USB2.0対応)でPCに転送することができる。これまで録音してきた音楽資産がパソコンで一括管理することができ、WAV形式でも保存ができる。さらに同アプリケーションでは、インターネットに接続するとグレースノートCDDBから楽曲情報を取得し、PCに保存したタイトル情報のないMD楽曲コンテンツに情報を付加することができる。

また本機ではMacintosh系のPCにも対応する新開発のアプリケーション「Hi-MD Music Transfer for Mac Ver.1.0」を付属する。本体で録音したリニアPCM/Hi-SP/Hi-LPのコンテンツを、パソコンに転送してWAVファイルとして保存することができる。


本体側面には有機ELディスプレイを配置
本体側面には有機ELディスプレイを配置し、操作時の視認性を高めている。録音時のレベルは「11セグメントRECレベルメーター」で確認ができるほか、録音モードも一覧で確認できる「RECプロパティ」表示を搭載する。操作系も録音操作時に使うキーを集中させ、RECレベル調節レバーやトラックマーク/停止/一時停止のボタンなどを、簡単で直感的な操作ができるようレイアウトしている。

本体には「HDデジタルアンプ」を搭載し、ノイズの極めて少ないクリアなサウンドを実現。また、アンプの出力部分にあたる「カップリングコンデンサ」の容量を従来品比の約2倍に大容量化し、低域特性の大幅な改善と自然な周波数バランスを獲得している。録音レベルが大きく異なる曲を再生する際にも、聴きやすいレベルに自動調整し再生する「ダイナミックノーマライザ」も採用された。


ソニースタイル限定のブラックモデル
カラーバリエーションは一般発売されるシルバーのほか、直販サイトのソニースタイルではブラックモデルも取り扱われる。ソニースタイル販売価格は39,800円(税込・送料別)。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株) 
お客様ご相談センター 
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)、03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドSONY
  • 型番MZ-RH1
  • 発売日2006年4月21日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】●記録媒体:MD/“Hi-MD”ディスク ●対応フォーマット:リニアPCM(44.1kHz/16ビット)/ATRAC3plus/ATRAC3/ATRAC/MP3 ●サンプリング周波数:44.1kHz ●周波数特性:20〜20,000Hz±3dB ●電源:ACパワーアダプター100〜240V、リチウムイオン充電池(LIP-4WM) ●実用最大出力:5mW+5mW (インピーダンス16Ω/JEITA) ●外形寸法:83.8W×84.4H×14.7Dmm ●質量:106g(電池含む)
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