IFA2009レポート

ソニー、3Dデモのほか新Walkmanや超薄型VAIOなど注目展示が多数

Phile-web編集部・小澤
2009年09月05日
プレスカンファレンスのレポートでお伝えしたとおり、ソニーブースでは同社が2010年に実現を目指す3D製品のデモや「BRAVIA Internet Video」のデモ、「VAIO type X」などの展示が行われている。こちらのメインフィーチャーについては先日のレポートに詳しいため、本項では非常に広大なブースに用意されたさまざまなジャンルの製品について写真を多く使いながらご紹介しよう。

ソニーブースのエントランス。美しいアートワークと青い光が暗闇を照らし、ブースへの期待感が高められる

■3D映像デモコーナーには多数の注目が集まる

いちばんの目玉となる3D映像を視聴できるコーナー近くには多くの人が集まり、その映像に見入っていた。120Hz駆動で右目・左目用の映像を交互に流す「フレームシーケンシャル方式」で、両目合わせて1080p映像を実現する(片目分の映像は1080p以下となる)。メガネはアクティブシャッター方式で、画面上にあるセンサーで映像と同期させ、立体視を得ることができる。

多くの人が3D映像に見入っていた

■超軽量&薄型化を実現したVAIO Type X

超軽量化・超薄型化を実現した「VAIO type X」は、11.1インチのモニターを搭載しその薄さは平均14mm、重さは700g以下というボディを実現している。

VAIO type X

カーボンとプラスチックで作られた本機の表面用パネル。非常に薄い

筐体はカーボンとプラスチックを積層したもので、高い耐久性を持つ。ブースでは説明員が本機を手荒くテーブルに叩きつけたりして、本機の丈夫さをアピールしていた。またヒートシンク機構は2.5mmのファンを搭載するほかバッテリーの上にグラファイトシートを敷などの工夫が凝らされている。なお本機は日本でも近日発売のアナウンスを予定しているとのことだ。

また日本では馴染みがないが、電子書籍用端末「Reader」も欧州では非常に人気だという。上着のポケットにも入るコンパクトサイズの「Reader Pocket Edition」と、タッチパネル方式採用の6型ディスプレイを搭載した「Reader ouch Edition」の2つが展示されていたが、確かに多くの人が熱心に製品をチェックしていたのが印象的だった。

電子書籍用端末“Reader”

熱心に製品をチェックする人たちの姿が見られた

■スピーカー内蔵Walkmanは9月から順次発売

ステレオスピーカーを内蔵したWalkmanの新モデル「S540」は、9月下旬より順次発売される。2.4インチディスプレイを備え、FMチューナーも搭載。内蔵メモリは8GB/16GBをセレクトできる。カラーバリエーションはブラック/レッド/ピンク/バイオレット。

スピーカー内蔵ウォークマン「S540」が登場

ウェアラブルウォークマン“Wシリーズ”も展示

また日本では見ることができないiPod用オーディオシステムも多数ラインナップされている。

ウォールマウントタイプなどさまざまなラインナップを用意

そのほか、“ecosystem"と冠した製品が多数展示されていた。ブースの説明員によれば、これはひとつの筐体にCDプレーヤー/iPod接続/FMラジオ/アラームなど多数の機能を集約した「EconomicかつEco friendlyなモデル」ということなのだそう。同様にecosystemを冠した製品は他にも展示されており、日本でも発売されているスピーカー付属モデル「NW-S730FK」もecosystemに入るようだ。

2.1chスピーカーシステムとiPodドックがセットになったiPod Ecosystem「SRS-GD50iP」などが展示

■「TransferJet」対応製品は来年登場?

2008年のCESで発表された「TransferJet」は、既に商品化のすぐ手前まで来ている。こちらは携帯電話やデジタルスチルカメラなどのモバイル機器から、パソコンやテレビなどへかざすだけで、写真などのデータを高速転送することが可能という技術。同社説明員は「2年前からさまざまな企業と協力して話し合いを行い、仕様の詳細などを詰めてきた。来年中のどこかで商品化したい」と話していた。

携帯電話からの高速データ転送のデモを実施していた


デジタル一眼レフカメラ“α”のタッチブースも用意

サイバーショットを使って撮影できるブースも


デジタルフォトフレームS-frameシリーズ。とても美しく展示されている

カーオーディオも展示。iPodなどと連携して使えるシステムを訴求していた

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