ソニー、業務用のHDVカムコーダー・HDVレコーダーを発売

●ソニーマーケティング（株）は、映像記録フォーマット「HDV規格」の1080i方式に加え、従来のSD環境で使用可能なDVCAM方式、およびDV（SP）方式による記録・再生が可能な業務用HDVカムコーダー「HVR-Z1J」、並びにHDVレコーダー「HVR-M10J」を発売する。

■HDVカムコーダー「HVR-Z1J」/2005年1月21日発売/630,000円
■HDVレコーダー「HVR-M10J」/2005年2月4日発売/420,000円

「HVR-Z1J」は同社より既に発売されている民生機HDVカムコーダー「HDR-FX1」と同様、112万画素3CCDカメラシステムやカールツァイスレンズ「バリオ・ゾナーＴ＊」の採用による高画質記録を実現している。

XLRタイプオーディオコネクターやタイムコードプリセット、DVCAM記録など、プロの映像制作業務に必要とされる基本機能を実装したほか、「AF（オートフォーカス）アシスト機能」や、より豊かな映像表現を可能にする「カラーコレクション機能」などを搭載する。

小型軽量を実現し、大型のHD機材では困難な狭い場所での撮影や、報道用のHDサブカメラとしても活用できる製品となっている。

「HVR-M10J」は、縦置き設置にも対応するコンパクトなHDVレコーダーだ。i.LINK接続でHDV1080i方式に対応したノンリニア編集システムと接続し、省スペースでのHDV編集が行える。またHDV1080i方式で撮影や編集を行った映像をモニターするためのビューワーとしても使える。

業務用ながら簡易な操作を実現しており、家庭用「HDR-FX1」のユーザーにとっても、HD映像の編集機器として楽しむことができる。

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ソニーマーケティング(株)　
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（Phile-web編集部）