ソニーのデジカメ“サイバーショット”Pシリーズ、さらに薄型・軽量に

左：DSC-P5（シルバーのみ）　右：DSC-P3(シルバー、ブルーあり。写真はブルー)

●ソニーマーケティング株式会社は、デジタルスチルカメラ”サイバーショット”Ｐシリーズで、カメラ有効画素数321万画素（総画素数334万画素）CCDを搭載し、薄型・軽量本体を実現させた光学3倍ズーム搭載機『ＤＳＣ−Ｐ５』を発売する。併せて、カメラ有効画素数282万画素（総画素数334万画素）CCDと単焦点オートフォーカスレンズを搭載した、２色の本体カラーバリエーションの『ＤＳＣ−Ｐ３』を発売する。
　
『ＤＳＣ−Ｐ５』は、本体のさらなる小型化のために、新開発の二段沈胴式光学3倍ズームレンズと小型リチウムイオンバッテリーを採用。高密度実装技術により、容積で約2割減、質量では約1割減(従来機「DSC-P1」との比較)を実現した。カメラ有効画素数321万画素（総画素数334万画素）CCDを搭載、光学3倍ズームとの組み合わせにより、小型ながらカメラとして高い性能を併せて実現。

『ＤＳＣ−Ｐ３』は、「DSC-P5」同様の薄型・軽量本体に、カメラ有効画素数282万画素（総画素素数334万画素）CCDと３倍プレシジョンデジタルズームレンズを搭載している。
　
両機種は、A/Dコンバーターに従来機の約4倍のデジタル信号処理が可能な14ビットDXPを搭載し、高画質記録が可能。また、モードダイアル搭載による操作性や、連写モード・ISO感度設定・AFイルミネーターなど、カメラ機能も向上した。新開発メモリースティックサイズの“インフォリチウム” Cタイプバッテリーを採用。バッテリー持続時間は連続最大90分を実現している。

長時間連続で動画記録が可能な「MPEGムービーEX」のほか、PCから“メモリースティック”に録画したテレビ番組などの映像と音声を、カメラ本体で再生し液晶モニターで楽しめる「MPEGムービーCVモード」に対応。新しいデジタルスチルカメラの楽しみ方を提案する。
　
撮った画像をPCに取り込み、メッセージ付きで対応携帯電話に送信できる「i-Jumpサービス」や、 “プレイステーション２”に画像を取り込める「ピクチャーパラダイス」に対応。それぞれの専用ソフトを同梱し、”サイバーショット”ならではの撮った画像で遊ぶ機能も、進化・充実している。

両機種は、小型・高性能なデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-P1」の後継モデルとして発売するもの。スタイリッシュなスティックデザインを継承しながら、さらに本体の薄型・軽量化を実現した。また、“メモリースティック”やバッテリー・電源キットなど、撮影に必要なアクセサリーは同梱しており、購入後はすぐに“サイバーショット”ならではの多様な撮影を楽しむことができる。（Phile-web編集部）