Fyne Audio、ブランド10周年記念スピーカー「F1-10 ANNIVERSARY」。初代フラグシップを最新技術で刷新
アクシスは、同社取り扱いブランドFyne Audioから、ブランド創立10周年を記念した3ウェイ/フロア型スピーカー「F1-10 ANNIVERSARY」を11月より発売する。世界限定30ペアの特別モデルで、価格は9,020,000円(ペア/税込)。
本機は、2017年にブランド初のフラグシップスピーカーとして発売した「F1-10」をベースに、ブランド創立から10年間で培った技術を注ぎ込んだアニバーサリーモデル。
ドライバーユニットには、ブランド独自の同軸ドライバー「IsoFlareポイントソース・ドライバー」の最新世代を搭載する。大きな特徴として、75mmのコンプレッション・トゥイーターにアルミノシリケートガラス・ドームを初採用。極めて薄く軽量ながら高い剛性を備えるガラス素材を、イオン処理によって化学的に強化したもので、優れた制振性と不要な共振の抑制を実現しているという。
これを750Hzという低いクロスオーバー周波数まで動作させることで、卓越したスピードと透明度をボーカル帯域にまで拡張したと説明。共振抑制効果は一般的な⾦属ドームと比較して最大7倍に達し、高域の色付けを最小化したとのこと。
ミッドウーファーはマルチファイバー・コーンを採用。独自の溝形状によってエッジ部の固有共振を排除するFYNEFLUTE技術も投入している。

さらに天面には、スーパートゥイーター「Super Trax」を一体化。25mmの薄層カーボン振動板(TPCD)を採用したスーパートゥイーターを、「Tractrix」ディフューザーに向けて垂直に配置することで、高域エネルギーを360度全方位へと均一に拡散する。超高域を最大60kHzまで拡張し、録音現場の雰囲気や空気感までを自然に引き出すとしている。
クロスオーバー・ネットワークには、独自のハンドメイドによる極低温処理を施工。Clarity Cap PURポリプロピレン・コンデンサーやNeotech PC-OCC内部配線、金メッキ仕様のWBT Nextgen端子といった厳選した部材を使用する。
バーチ合板製のキャビネットには、高光沢のバールウォールナットとウォールナット突板による特別仕上げを採用。下向きのダウンファイヤリング・ポートや、低域の放射特性を改善するBassTrax Tractrixディフューザー、ツインキャビティ・ローディングシステムなど、既存モデルで培った設計ノウハウも活用している。
製造から調整、仕上げに至るまでスコットランドの工場で1台ずつ職人の手によって行われ、すべてのペアに固有のシリアルナンバーが刻印される。さらに、アニバーサリー・ブックレットと署名入り認定証、限定エッチングを施したグレンケアン・ウイスキーグラスが同梱される。


周波数特性は26Hz - 60kHz(-6dB typical in room)で、クロスオーバー周波数は750Hz/16kHz。感度(2.83V @ 1m)は94dB、インピーダンスは8Ω。推奨アンプ出力は20 - 280W RMS、連続許容入力は140W RMS。
1台あたりの外形寸法は405W×1,247H×585Dmm(スパイクを除く)、質量は約58.7kg。























