Fyne Audio、F500Sシリーズに最小口径5インチの2ウェイ・ブックシェルフスピーカー「F5S」
アクシスは、同社が取り扱うFyne Audio(ファイン・オーディオ)の “F500Sシリーズ” に、最小口径5インチの2ウェイ・ブックシェルフスピーカー「F5S」を12月に発売する。価格は132,000円(税込/ペア)。カラーはブラックオーク、ナチュラル・ウォールナット、ピアノグロス・ブラックの3色。
“F500シリーズ” を、同ブランドが誇る三大テクノロジーの改良や、ISOFLARE(アイソフレアー)同軸ドライバーのリファインによりさらなる進化を遂げた “F500Sシリーズ”。F5Sは、ドライバーを同シリーズ最小となる5インチに小型化した、コンパクトなブックシェルフスピーカー。小口径ならではの音像定位の良さに加え、コンパクトな筐体ながら豊潤でスケール感のあるサウンドを実現したとしている。
ドライバーは同社独自のISOFLAREポイントソース構成。19mmマグネシウム・ドームのコンプレッション・トゥイーターと、125mmマルチファイバー・コーンのLFドライバーを同軸配置した2ウェイ。トゥイーターのウェーブガイドには、COMSOL解析を用いたアシンメトリック・リブ形状を採用。高域エネルギーを広角で拡散するとともに、よりスムーズな周波数レスポンスを実現するという。LFドライバーはFyneFluteエッジとアルミダイキャスト製シャーシを用い、エッジ由来の固有共振や不要振動を低減している。
低域放射は、下向きバスレフとTractrixプロファイルのディフューザーを組み合わせたBassTraxを採用。底面の開口部から360°に低域を拡散する方式で、F500Sでは分厚い台座にディフューザーをマウントし、開口部をキャビネットと一体化させる構造としている。クロスオーバーは1.8kHz、スロープはローパス2次/ハイパス1次。中音域(2.5kHz - 5kHz)のバランスを3段階(標準/+3dB/-3dB)で切り替えるプレゼンスコントロールも備える。
キャビネットは高剛性MDF構成で、ドライバーマグネット背面を支えるクロスブレースを内蔵する。端子はバイワイヤリング対応のバインディングポスト。グリルはマグネット着脱式。推奨アンプ出力は30 - 90W、許容入力45W、感度87dB(2.83V/1m)、インピーダンス8Ω、周波数特性は55Hz - 38kHz(-6dB、typical in room)。外形寸法は174W×285H×249Dmm、質量は1本あたり4.5kg。
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