公開日 2016/12/13 10:45
JVCのハイレゾイヤホン「WOOD inner」開発者を直撃! 新モデルの音質特徴と開発秘話を訊く
【特別企画】CLASS-Sにファン待望の新WOODイヤホン現る
JVCケンウッドのオーディオ製品が好評を博している。その人気を牽引しているのが、主にポータブルオーディオ関連の製品である。そこで今回は、発売されたばかりの、木の振動板を採用した3種類のハイクラスイヤホン“WOOD inner”「HA-FW01」「HA-FW02」「HA-FW03」の開発者である同社の北岩公彦氏から、製品コンセプトや開発の苦労を伺った。(なお新型ポータブルヘッドホンアンプ「SU-AX01」開発者へのインタビューも行っており、こちらも後日改めて紹介する予定だ)
■“WOOD”振動板イヤホン、モデルチェンジのポイントは?
土方:振動板やパーツに木を使用したオーディオ製品は、JVCの前身であるビクター時代のミニコンポやヘッドホンなどが好評でしたが、今回のモデルは「CLASS-S」という新しい製品ラインからの発表ですよね。
北岩:まずはこれらの製品の歴史からお話したいと思います。ビクター時代にさかのぼりますが、2005年にウッド振動板を使用したミニコンポを発売しました。
土方:あの製品は印象に残っています。木を振動板に使う独創性に感心しましたが、何よりも音色が良くオーディオ初心者から音楽ファンまで多くの方に人気がありましたね。
北岩:ありがとうございます。イヤホンは2007年に発売の「HP-FX500」がファーストモデルになります。次に「HA-FX700」、2014年に発売された第3世代からハイレゾ対応しました。2015年にはオーバーヘッドタイプの大型モデル「HA-SW01/02」をCLASS-Sから発売し、そして今回新たに「WOOD inner」3モデルが発売されます。
土方:発売当時は、ウッドを振動板やハウジングに使う独自性に感銘を受けました。前モデルの4機種は特に高い人気がありましたね。インターネット上などでファンを公言する方も多く、ユーザーに愛されているモデルというイメージがあります。
北岩:はい「HA-FX1100/850/750/650」は市場で人気があり、今回の開発でも意識していました。新製品として音質は上げなくてはいけませんが、お客様が持っている良いイメージを変えすぎてしまう訳にはいきませんから。
土方:人気モデルのモデルチェンジは特に難しいですよね。
北岩:全然変わらないと何も変わらないという評価になってしまいますし、前モデルの良い部分は残さなくてはいけません。今回の開発で苦労したポイントの1つです。
■木製振動板はなぜ音によい? イヤホンへの採用には苦労も
土方:それでは気になる内部構造の説明をお願いします。
北岩:まずは最大の特徴でもある木製振動板からお話ししたいと思います。木とは皆さんが考えられているよりも伝播速度が早い素材です。特に繊維の方向に沿って伝わる速度が早く、沿わない方向は早くない。この特性を使いこなすと定在波が発生しにくい振動板を作ることができるのです。
■“WOOD”振動板イヤホン、モデルチェンジのポイントは?
土方:振動板やパーツに木を使用したオーディオ製品は、JVCの前身であるビクター時代のミニコンポやヘッドホンなどが好評でしたが、今回のモデルは「CLASS-S」という新しい製品ラインからの発表ですよね。
北岩:まずはこれらの製品の歴史からお話したいと思います。ビクター時代にさかのぼりますが、2005年にウッド振動板を使用したミニコンポを発売しました。
土方:あの製品は印象に残っています。木を振動板に使う独創性に感心しましたが、何よりも音色が良くオーディオ初心者から音楽ファンまで多くの方に人気がありましたね。
北岩:ありがとうございます。イヤホンは2007年に発売の「HP-FX500」がファーストモデルになります。次に「HA-FX700」、2014年に発売された第3世代からハイレゾ対応しました。2015年にはオーバーヘッドタイプの大型モデル「HA-SW01/02」をCLASS-Sから発売し、そして今回新たに「WOOD inner」3モデルが発売されます。
土方:発売当時は、ウッドを振動板やハウジングに使う独自性に感銘を受けました。前モデルの4機種は特に高い人気がありましたね。インターネット上などでファンを公言する方も多く、ユーザーに愛されているモデルというイメージがあります。
北岩:はい「HA-FX1100/850/750/650」は市場で人気があり、今回の開発でも意識していました。新製品として音質は上げなくてはいけませんが、お客様が持っている良いイメージを変えすぎてしまう訳にはいきませんから。
土方:人気モデルのモデルチェンジは特に難しいですよね。
北岩:全然変わらないと何も変わらないという評価になってしまいますし、前モデルの良い部分は残さなくてはいけません。今回の開発で苦労したポイントの1つです。
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