【特別企画】販売現場の最前線で売れ筋の理由を探る

JVC「WOODイヤホン」はなぜ売れ続けているのか? ロングセラーの理由をヨドバシ店員に訊く

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2016年03月29日
JVCケンウッドが展開している“WOOD”イヤホン。「HA-FX1100」は発売から1年以上(2014年12月発売)、「HA-FX850/750/650」に至っては発売から2年以上(2014年2月発売)経過した今もなお売れ続けているヒットモデルだ。イヤホンブームで製品サイクルが早まるなかでも、WOODイヤホン4モデルはなぜロングランを続けられているのか? 販売の最前線にいるショップ店員の方の証言をもとに、その理由を探ってみたい。

HA-FX1100

ウッドイヤホンがロングセラーを続けている理由を探るべくヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの担当者に話を聞いた

■WOODイヤホンの高音質化技術を改めてチェック

WOODイヤホンのラインナップは、上位モデルから「HA-FX1100」「HA-FX850」「HA-FX750」「HA-FX650」の4機種。JVCがホームオーディオで長年培ってきた独自技術を応用した「木」の振動板による“ウッドドームユニット”を搭載しており、業界で唯一、振動板に木材を採用している点が大きな特徴だ。

これに加え、ウッドディフューザー、ユニットの振動ロスを広帯域で低減する“アコースティックハイブリッドダンパー”の搭載なども特徴。こうした技術によって、「木」ならではの楽器のような美しい響きと自然な音の広がりを提案するモデルなのだ。

HA-FX850

HA-FX750


HA-FX650

なお、ラインナップ中のフラグシップ機は「HA-FX850」で、「HA-FX1100」はHA-FX850開発時に盛り込めなかったアイディアやユーザーからのフィードバックを反映させたエクスクルーシブモデルという位置づけ。新たに高純度無酸素銅6N OFCを採用したケーブルを付属するほか、入力プラグから本体ドライバーユニットまでの伝送経路に音響用ハンダを採用するなど、細部にわたって細かな音質チューニングを投入した。モデルごとの大まかなスペックの違いは下表の通りだ。

各モデルの主なスペック比較

なお、全機種に搭載している“ウッドドームユニット”は各モデルごとにパラーメーターが最適になるようチューニング。センター部に配置するウッドドーム振動板には樺(カバ)材を採用。薄膜加工してドーム状に成形加工し、ベース材に貼り合わせている。

樺材を薄膜加工してドーム状に成形加工し、ベース材に貼り合わせたウッドドームユニットを採用

また、エントリー機のHA-FX650を除く3モデルでは、“ウッドリングアブゾーバー”も採用。ノズルの音の出口付近に設けた同パーツでハウジング後部のブラスリングに伝わる不要な振動を吸収し、筐体の響きを最適化する。

HA-FX1100の内部構造

そのほか、全モデルともイヤーピースは内部にゴルフボールのようなディンプルをスパイラルに配置した「スパイラルドットイヤーピース」を採用。振動板から放出される音をディンプルで拡散させて、よりクリアな音を実現する。なお、S/M/Lの3サイズ(HA-FX1100のみMS/MLも加えた5サイズ)のスパイラルドットイヤーピースに加えて、低反発タイプのイヤーピースも付属する。

■“指名買い”も多いWOODイヤホン

今回お話を伺ったのは、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでオーディオ売り場を担当する佐野圭太氏。佐野氏によれば、JVCのWOODイヤホンは「コンスタントに売れ続けています」という。やはりWOODイヤホンは人気モデルとして実際にロングセラーを続けているようだ。

ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 佐野氏

ジャズとの相性の良さもロングセラーの理由

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