ナイフエッジトーンアーム搭載

ティアック、薄型/フォノイコ内蔵のダイレクトドライブ式アナログプレーヤー「TN-4D-SE」

公開日 2022/04/20 15:23 編集部:伴 修二郎
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ティアックは、薄型ダイレクトドライブモーターやナイフエッジトーンアームを採用したアナログプレーヤー「TN-4D-SE」を、4月23日に発売する。価格はオープンだが、同社直販サイトでは税込80,080円で販売される。

「TN-4D-SE」

新開発の薄型ブラシレスDCモーターを搭載したダイレクトドライブ方式のアナログプレーヤー。DCモーターに加えて、フィードバッグ制御によって水晶精度の回転数を保持し、コギングを抑制して滑らかな回転を実現するとアピールする。

また、従来のモーターよりも薄型設計を採用したことで、ダイレクトドライブ方式モデルで難しいとされていたスタイリッシュな薄型ボディを実現。駆動系には、回転モーメントの高いアルミダイカスト製プラッターを搭載し、回転数はEP/LP盤の再生が可能な45回転、33 1/3回転に対応する。

トーンアーム部には、SAEC社とのコラボレーションにより可動部にナイフエッジを用いた新開発のS字型トーンアームを採用。これにより、通常のペアリング構造では得られない分解能の高いサウンドが得られるとしている。加えて、ヘッドシェルやカートリッジの付け替えが容易なユニバーサル式を採用している。

また、オペアンプに新日本無線製のオーディオ用「NGM8080」を採用したフォノイコライザーを内蔵する。フォノ/ライン出力の切り替えが可能で、MMカートリッジに対応している。加えて、幅広いジャンルの音楽再生に定評があるとするSUMIKO社製MM型カートリッジ「Oyster」を標準装備し、組み立ててすぐに繊細かつパワフルなアナログ再生が楽しめるとしている。

カラーバリエーションは、光沢のある多層塗りのピアノブラックと、天然ウォルナット突板仕上げのウォルナットの2色を展開。リアパネルにはGND端子を備え、USB出力は非搭載。出力端子には酸化に強い金メッキ処理を施している。

カラーバリエーションは全2色展開

外形寸法はダストカバーを外した状態で420W×102H×356Dmm(突起部含む)、質量は約6.1kg。付属品として、フェルトマット、ドーナツ盤用アダプター、カウンターウエイト、ヘッドシェル、ダストカバー、GND端子付きRCAオーディオケーブル、ACアダプターなどを同梱する。

背面部イメージ

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