マルチルームにも対応

Cocktail Audioのマルチメディアプレーヤー、Music DBを刷新した新ファームウェアを公開

公開日 2021/03/18 14:33 編集部:松永達矢
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トライオードは、同社が取り扱うCocktail Audioのマルチメディアプレーヤー/ミュージックサーバーを対象とする最新ファームウェアを提供開始した。データベース管理システムが変更されるほか、マルチルーム機能にも対応する。

「X45」

対応機種は以下の通り。
・マルチメディアプレーヤー「X35」「X45」「X45Pro」
・デジタルミュージックサーバー&トランスポート「X50D」「X50Pro」

今回提供される新ファームウェア「R1652」の新しいMusic DBでは、音楽ファイルそのものを取り込むのではなく、曲のインデックス情報(タグ情報とメタデータ)のみを集めてデータベースとして構成。内蔵HDDや外付けUSBドライブ、NASなどの楽曲を「スキャン」し、複数のストレージからの楽曲情報を表示できるようになる。なお、音楽ファイルそのものは元のストレージに残したままとなる。

また、マルチルーム機能(グループプレイ機能)は、家庭内の同一ネットワーク上にある複数台のCocktail Audio製品による楽曲再生タイミングを同期させるもの。家の中でどの部屋にいても、移動しても、お気に入り曲をシームレスに楽しむことができるものとしている。

なお、このファームウェアのアップデートにより、既存のプレイリストはすべて削除される。また操作アプリ「MusicX」は使用できなくなり、「MusicX NEO」のインストールが必要となる。

アップデートに際しては、同社のダウンロードサポートページから、使用機種の同ファームウェアをUSBメモリなどにダウンロードし、手動で行うものとなっている。ただし、後日ネットワーク経由で同等のファームウェアアップデートも提供されるとしている。

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