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独自開発の「zero φ tech」テクノロジーを搭載

Soulution、技術を結晶したフラグシップD/Aコンバーター「760」。税抜600万円

編集部:杉山康介
2020年06月03日
アーク・ジョイアは、同社が取り扱うsoulution(ソウリューション)の最上位“7シリーズ”より、フラグシップD/Aコンバーター「760」を6月5日に発売する。価格は6,000,000円(税抜)。

760

同社D/Aコンバーターのフラグシップモデル。未だ進化を続けるデジタル音源の真価を発揮するため、同社の技術屋ノウハウを結集させ、あらゆる面で一切の妥協のない追求とこだわりを持って作られたという。

入力されたPCM信号は、アナログ・デバイセズ社製「SHARC DSPプロセッサ」によってDXDフォーマット(384 or 352.8kHz/24bit)にオーバーサンプリング処理。DSD信号は“優れたPCM変換技術”により、あえてアップサンプリング中にPCM変換される仕様となる。

同社の長年培ってきた技術やノウハウが結集しているという

サンプリングレートコンバーターにはアナグラム・テクノロジー社製モジュールを採用。DACチップはバー・ブラウン社製で、DAC部と出力段をそれぞれ完全にL/R分離させたデュアルモノラル構造とすることにより、130dB以上という理想的なチャンネル・セパレーションを実現。D/A変換時には80MHzという超広帯域幅での動作をすることで優れたS/Nを実現するという。

本機の簡易的なブロックダイアグラム

クロックには、専門家の協力のもとで本機専用設計・最適化された超高精度マスター・クロック・ジェネレーターTCXOを、44.1kHz用、48kHz用で2基搭載。クロックモジュール内は100MHzにおよぶ超高周波数帯域で動作することで、位相ノイズやジッターの低減に効果を発揮する。また、“モジュールのパフォーマンスが低下するため”外部クロック入力はないものの、外部コンポーネントに本機のクロックを同期させることは可能となっている。

独自開発の「zero φ tech」テクノロジーを搭載。これはデジタル信号がDACとアナログローパスフィルターを通過する前に適切にプリ・エンファシスさせる技術であり、回路通過前後の位相差を打ち消し、位相シフトのない理想的な信号の出力を実現したとのこと。

独自開発の「zero φ tech」を搭載

様々なオーディオシステムとの接続や、多種多様なジャンルの音源でのダイナミズムに対応するため、独自技術のデジタルボリュームアッテネーターを搭載。出力を0dB-79dBまで1dBごとに調整可能で、設定変更により本機能をスルーすることも可能。

出力段は2Ωという低出力インピーダンス対応とクラスA動作により、優れた線形性を実現し、伝送信号の速度や精度、インパルス電流においても最適な動作を発揮するという。また、40MHz(3dB)という内部伝送帯域幅は驚異的な反応速度を実現し、高ビットレート/サンプリングレートの音楽ソースにおいて高いパフォーマンスを発揮するとのこと。

電源はアナログ/デジタル回路部で個別に専用のものを搭載。これによりアナログ部には、デジタル部のノイズ影響を受けないクリーンな電源出力が可能となっている。静電容量500,000µFを超える大容量のフィルター・コンデンサーを搭載することで、いかなる音源でも余裕を持った電装と出力が可能だという。

S/Nは140dB以上で、THD+Nは0.0005%以下。入力端子はAES/EBS、S/PDIF、光、USB、LANを各1系統ずつ搭載。出力端子はアナログではXLR、RCAを、デジタルではS/PDIF、BNCを1系統ずつ搭載する。外形寸法は480W×167H×467Dmmで、質量は30kg。

背面部

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