価格を抑えた「R15」も

PRIMARE、MC負荷抵抗21段階切り替えが可能なフォノアンプ「R35」

公開日 2020/02/13 14:28 編集部:押野 由宇
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ナスペックは、同社が取り扱うPRIMAREブランドのフォノアンプ「R35」、および「R15」を2月17日より発売する。価格はR35が250,000円(税抜)、R15が180,000円(税抜)。

「R35」

R35では、初期段階から回路設計だけでなく基板がどのように筐体に収まり、端子類をリアパネルのどこに配置するのかまで入念に計画し設計したという多層両面基板レイアウト構造を採用。スイッチ類はほぼすべてがリアパネルにダイレクトで連結されている。

「R35」内部

MM/MCやゲインの切り替え、サブソニックフィルターのオン/オフはレバー操作により操作できる。ほか、負荷抵抗/負荷容量の設定も可能。設定用のディップスイッチはパネルで隠せるようになっている。

「R35」背面部

S/N比はMMで85dB(1kHz, A-weighted 5mV入力ゲイン)、MCが76dB(1kHz, A-weighted 0.5mV入力ゲイン)。THD+NはMMが< 0.02%(20Hz - 20kHz)、MCで< 0.03%(20Hz - 20kHz)となる。負荷抵抗はMMで2.5/47kΩ、MCは10Ω - 47kΩまで21段階での切り替えが可能。

入力はRCA、出力はXLRとRCAをそれぞれ1系統装備。外形寸法は430W×92H×384Dmm(突起物含む)、質量は10.1kg。

R15は、R35にも投入される多層両面基盤などのに技術やパーツは同等としながら、XLR出力を外し、設定できる負荷抵抗をMMは2.5/47kΩ、MCは30Ω - 500Ωの6段階設計とすることでプライスダウンを図っている。

「R15」

S/NはMMが83dB(1kHz, A-weighted 5mV入力ゲイン)、MCが74dB(1kHz, A-weighted 0.5mV入力ゲイン)。THD+NはMMで< 0.02%(20Hz - 20kHz)、MCで< 0.03%(20Hz - 20kHz)。入出力端子にRCAを各1系統備える。外形寸法は350W×73H×313Dmm(突起物含む)、質量は7.0kg。

「R15」背面部

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