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一切の妥協を排して開発

フェーズメーション、セパレート型フォノアンプ「EA-550」。PC-Triple C採用、回路をブラッシュアップ

編集部:杉山康介
2019年11月06日
協同電子エンジニアリング(株)は、フェーズメーションブランドよりセパレート型フォノアンプ「EA-550」を12月上旬に発売する。価格は600,000円(ペア・税抜)。

「EA-550」¥600,000(ペア・税抜)

半導体フォノアンプの集大成として一切の妥協を排して開発したという製品で、二次巻線にPC-Triple Cを使用した特殊巻線構造の新設計MC昇圧トランスを搭載。アンプ部はオールディスクリートの全段対称無帰還回路となっており、新次元の音を体感できるとしている。

信号系、電源回路ともに高音質な部品を採用しており、電源トランスにはRコアを用いた低リケージフラックスのトランスを+/−電源の各々専用に計4個使用。各ブリッジ整流することで、グランドの共通インピーダンスによる悪影響を排除するという。

入力感度/適合カートリッジ出力インピーダンス/利得/入力換算SN比は、MM時が2.5mV/47kΩ以下/38dB/-120dBVで、MC時が0.13mV/1.5 - 40Ω/64dB/-140dBVとなる。

新設計のMC昇圧トランスやオールディスクリート無帰還アンプなどを搭載する

イコライザーカーブはRIAAカーブの「STEREO」のほか、モノラル専用特性として「Mono1(DECCAレーベルなどで使用)」と「Mono2(コロンビアレーベルなどで使用)」の計3種類を選択可能。リアカーブ偏差は±0.5dB(20Hz-20kHz)。

入力端子はRCA3系統を装備しており、各々MM/MCの切り替えが可能。このうち入力1/2はXLRバランスにも対応する。なお、両方に同時に接続するとノイズを発生する原因となることから、XLRとRCAの同時使用はできない。

入力端子は3系統で、うち2つはXLRバランスにも対応

その他機能として、カートリッジの消磁回路を搭載。Functionで「DEGAUSS」を選択して30秒ほどレコードを再生することで、鉄心入りMCカートリッジが消磁され音質がクリアになるという。またCR2段の無帰還型ローカットフィルターも搭載しており、オンにすることで反りのあるレコード盤を音質劣化なく再生し、かつスピーカー(ウーファー)の揺れを防止できるとのこと。

筐体は左右チャンネルで独立した完全モノラル2筐体構成を採用。10mm厚アルミスラントフロントパネルと1.6mm厚銅メッキ鋼板のシャーシベース/カバーで構成されており、剛性の確保と磁気歪の低減を実現。フットは外部振動を遮断するという重量級金属インシュレーターを採用する。

定格出力は200mV(1kHz)で、消費電力は10W(100VAC 50-60W)/片ch。外径寸法は211W×93H×360Dmmで、質量は5.5kg(片ch)。

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