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6年ぶりの大規模アップグレード

Dan D’Agostino、最新技術で内部刷新したプリアンプ「MOMENTUM HD PREAMPLIFIER」

編集部:平山洸太
2019年10月18日
アクシスは、同社が取り扱うDan D’Agostinoより、プリアンプ「MOMENTUM HD PREAMPLIFIER」を10月に発売する。カラーはシルバーとブラックで、価格は6,500,000円(税抜)。また「MOMENTUM PREAMPLIFIER」からのアップグレードも用意され、こちらの価格は1,400,000円(税抜/工賃・片道分の送料込み)。

「MOMENTUM HD PREAMPLIFIER」

MOMENTUM PREAMPLIFIERのデザインコンセプトを継承しながらも、内部回路には最新技術を全面的に投入。6年ぶりの大規模アップグレードを施したというプリアンプとなっている。

基本構成は、コンプリメンタリー/バランス仕立てのゼロ・フィードバック回路を引き続き採用。オペアンプを使わない、フルディスクリートで組み上げられる。

フロントエンドを新しいコンプリメンタリー・ディスクリート方式による差動FET入力ステージとすることで、入力インピーダンスは1MΩ以上に。フロントエンドの品位向上に伴ない、ボリュームコントロール回路の精度も高めたという。

ボリュームコントロール回路は、光コントローラーによるリレー制御によってラダー抵抗を切替える回路をバランスで構成。最大レベルから-33dBまでは0.5dBステップ、-34から-51dBまでは1dBステップ、-70dBまでは2dBステップで調節ができる。

背面端子部

出力段への駆動供給電圧を従来モデルよりも36%向上させ、スルーレートとダイナミックレンジをさらに高めた。これにともない、セパレート電源ユニット内部も全面的に刷新。電源トランスは「MOMENTUM M400」で採用した独自の巻線技術により、供給電力を33%強化している。

また電源回路の整流回路や、本体のレギュレーターも強化。オーディオ回路と制御回路の分離によって干渉を減らす設計をはじめ、AC電源からのRFノイズフィルタリング、非対称電力波形とDCの補償も行われる。シャーシは従来と同様に、アルミブロックから削り出したものを使用。アリゾナの自社工場で手造りされる。

デザインでは、中央にボリュームメーターを備え、周囲のリングを回すことでボリューム調節が可能。BASS、TREBLEを調整(±6dB/1dBステップ)できるCR 型トーンコントロールや、LRのバランス調整(±10dB/0.5dBステップ)にも対応する。リモコンからの操作も可能。

付属のリモコン

そのほか、リモコンには赤外線の5倍の範囲で操作可能なBluetoothを採用する。外形寸法は432W×200H×450Dmmで、質量は45kg。周波数応答は20Hz to 20 kHz(±0dB)、SN比は-105dB。ゲインは切替式で、+13もしくは+19dB。また入力インピーダンスは1MΩ、出力インピーダンスは10Ωとなっている。入力端子としてバランスXLR×6、出力端子としてバランスXLR×2を搭載する。

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