MC/MMカートリッジ等に使える

フィデリックス、消磁器「DEGAUSS」を限定200台で発売

公開日 2019/10/08 15:54 季刊アナログ編集部
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(有)フィデリックスは、MCカートリッジなど向けの消磁器「DEGAUSS」(税抜16,500円)を限定200台で発売開始した。消磁器とは、帯磁したオーディオ機器の変換器やトランスのコア周りを消磁することで、本来の音質性能を発揮させ音の鮮度や解像度の改善を見込むというアクセサリー。


フィデリックスの消磁器「DEGAUSS」(税抜16,500円)と、付属のICクリップケーブル。電源は006P乾電池で交換が可能
「DEGAUSS」で消磁できる機器は、鉄芯型MCカートリッジ、MC用ステップアップトランスのコア。なおMM型やMI型カートリッジの場合には、針交換可能な機種に限られ、必ず針を外して使用する(針が外れないモデルでは使用不可)。MC昇圧トランスでは、1次側へ消磁器を接続し、2次側は完全なオープンとする。


オプションで用意されるXLRアダプターは、オスメスが各2個ずつで2,500円(税抜)
消磁対象となる機器との接続は、消磁器本体に装備されたRCA端子に、付属のICクリップケーブルを挿し、その先端を消磁対象となる機器の端子に繋いで行う。また昇圧トランスなど、XLRキャノン端子のみを装備する機器には、別売で用意されるXLRアダプターを用いる。

使い方は「DEGAUSS」のボリュームを絞って電源を入れ、システムから外した対象機器に単独で接続後、ボリュームを1秒かけて一度最大に上げ、再度1秒かけて最小に戻して終了する(合計2秒)。


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なお、実際に使用しての音質レポートは、9月14日発売の最新号『季刊analog vol.65』に掲載しているのでぜひ参考にしてほしい。

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