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ヘッドホンアンプも搭載

アムレック、D級パワーアンプをデュアル構成で搭載したステレオデジタルアンプ「AL-602H」

編集部:成藤正宣
2018年08月09日
アムレックは、D級モノラルパワーアンプ「MP7770」をデュアル構成で搭載したステレオデジタルアンプ「AL-602H」を、8月16日から発売する。価格は39,800円(税込)。

「AL-602H」

米半導体メーカー・MPS(Monolithic Power Systems)社の製造するD級パワーアンプ「MP7770」をデュアル構成で搭載する、同社のハイエンドモデルにあたるヘッドホンアンプ内臓のプリメインアンプ。

D級アンプ「MP7770」をデュアル構成で搭載する

MP7770は一般的なPWM方式ではなく、搬送波周波数が可変でゲイン調整もできるという独自のAAM(アナログ・アダプティブ・モジュレーション)方式を採用。これはクロックが固定されていないため入力信号の変化に直接対応し、コントロール帯域を最大にしレスポンス時間を最小にできる利点があるという。

このMP7770をデュアル構成で搭載したことで、小型ながら60W+60W(4Ω)のスピーカー出力を実現。チャンネルセパレーションも向上し、同社は「A/Bアンプの特徴を持ちながら、Hi-Fi Digital Audioのスピード感と透明感のある音像がはっきりした音質を堪能できる」としている。

電子ボリュームとして、ハイエンドオーディオ向けのTI社製「PGA2311」をLR独立で搭載。「Smoothing-Volume」技術により、アナログボリュームで起こりがちな音量の急激な変化、ギャングエラーを無くし、バランスに優れた高音質と音の忠実さを実現できるという。また、マイコン制御により電源オン・オフ時のポップノイズも軽減している。

内部

6.3mm標準ジャックによるヘッドホン出力も内蔵。アンプICにはMAXIM社製「MAX13331」を採用しており、最大出力は130mW+130mW(32Ω)。アウトプット・コンデンサ・レスの構造により、低域から高域までフラットな高音質で聴くことができるという。再生モードを「AUTO」に設定することで、ヘッドホンの抜き差しに応じ自動でスピーカー出力とヘッドホン出力を切り替える機能も搭載する。

背面

その他、前面にはボリュームダイヤルと1.3インチモノクロ有機ELディスプレイを搭載。入力元やヘッドホンボリューム値の表示を行える。

対応スピーカーインピーダンスは4〜8Ω。スピーカー周波数特性は10〜20kHz(−0.5d/8Ω負荷)、スピーカー全高周波歪率は0.03%以下(2W/8Ω)。対応ヘッドホンインピーダンスは32〜200Ω、ヘッドホン周波数特性は10〜40kHz(−0.5dB/32Ω)、ヘッドホン全高周波歪率は0.01%以下(50mW/32Ω)。

RCA入力を2系統、スピーカー出力を2系統、ヘッドホン出力を1系統搭載。最大消費電力は100W。外形寸法は144W×53H×127Dmm(突起部含まず)、質量約650g。

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