操作性も向上

アイ・オー、fidataやSoundgenicのオーディオNAS機能強化。DSD 22.5MHz対応など

2018/08/06 編集部:押野 由宇
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アイ・オー・データ機器は、オーディオブランド「fidata」のネットワークオーディオサーバー「HFAS1」シリーズや、「Soundgenic」シリーズの操作アプリ「fidata Music App」、および本体ファームウェアをバージョンアップした。

今回のアップデートでは、ポータブルオーディオプレーヤーなどのUSBマスストレージ機器への転送機能を強化。従来から転送自体には対応していたが、通常のサーバー曲選択ペインから、ロングタップもしくはメニュー呼び出しといった、より簡単な操作で転送が行えるようになった。

ポータブルオーディオプレーヤーへの転送イメージ

また新たに、exFAT対応およびマルチストレージデバイス対応(最大3デバイス)により、マルチストレージ仕様のポータブルオーディオプレーヤーの内蔵メモリー、SDカード(SDXCカードを含む)に転送することが可能となる。

そして音楽出版社のCDデータベースと連携したアルバム情報・アーティスト情報表示機能から、アルバムの検索操作により、音源配信サイト 「e-onkyo music」および「mora」のウェブ画面を表示し、試聴操作を行うことで、fidata HFAS1および Soundgenicに接続されたUSB-DACを経由し、購入前の試聴を行うことが可能になった。

加えて、USB-DACでのDSD再生機能では、従来のDoPに加えDSD用マーカーを利用せずに転送する「DirectDSD」を新たにサポート。よりレートの高いDSDデータを転送可能となり、最大DSD 22.5MHzへの対応を実現する。

DirectDSDをサポート

また、従来DoPでは対応してないかった、DSD11.2MHz対応のUSB-DACにおいても、DirectDSDによって再生対応できる機種が拡大した。

ほか、fidata Music Appに新たに搭載される「CDリッピングUI」により、リッピング前のメタ情報編集や選択した曲だけの取り込み、進捗状況の表示など利便性を大幅に向上させている。

そのほかの細かな改善事項に関してはこちらから確認できる。

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