電源供給能力の限界を超えるべく開発

アスカ、ノイズ/電源応答遅延ゼロを目指した"電源ブースター"「ASUKA POWER RCS」

公開日 2017/09/29 17:49 オーディオアクセサリー編集部
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アスカ(ASUKA)は、オーディオアクセサリーの新ジャンル"電源ブースター"として「ASUKA POWER RCS」(680,000円/税抜)を発売した。

ASUKAの電源ブースター「ASUKA POWER RCS」

この"電源ブースター"は、長年電源を追求し「ノイズゼロ」「電源応答遅延ゼロ」を目指してきた同社が、従来の電源供給能力の限界を超えるべく新たに開発し、製品化したもの。

そのキーポイントとなっているのは、内蔵される「ASUKAコンデンサーモジュール20000」で、内部抵抗を極限まで下げ、電流供給能力を極限まで上げる設計によって16,000Aの瞬間電流供給能力を持つという。

「ASUKAコンデンサーモジュール20000」(写真奥)

この「ASUKAコンデンサーモジュール20000」は、同社が特注で完成させた超低ESRコンデンサーモジュールで、超高速応答電源の「ASUKA POWER」シリーズにも搭載されている。

トランスのmsec(ミリセコンド)、アクティブ電源のμsec(マイクロセコンド)制御などの応答速度では遅く、nsec(ナノセコンド)以上の応答速度が必要と考え、周波数特性が良く、LCフィルター回路構成にしなくても、電源に重畳するノイズの吸収効果も絶大とされる。

本機の入力側。フット部には制振合金製のインシュレーターを採用

出力側。東日本は50Hzで15.4Aの無効電流が流れるため、消費電流の合計が5A未満の場合そのままの環境で使用可能。西日本は60Hzで19.2Aの無効電流が流れるため、ブレーカー、屋内配線の置換等の電気工事が必須

使用電圧は100V専用で、ボディはステンレス合金製、本体サイズは128W×109.5H×403Do、質量8.7kg、入力および出力は1系統ずつ装備される。なお、本機の試聴レポートは増刊『電源&アクセサリー大全2018』にて詳しく掲載している。

増刊『電源&アクセサリー大全2018』

『電源&アクセサリー大全2018』の記事

●取り扱い:(株)アスカ工業 オーディオ事業部 ASUKA
TEL/0584-71-9495

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