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VMカートリッジも展示

<CES>オーディオテクニカ、最上位カートリッジ「ART1000」披露。フォノイコ試作機も

編集部:風間雄介
2017年01月08日
オーディオテクニカは、すでに当サイトでも紹介したように、ヘッドホン/イヤホンを中心とした展示をラスベガスコンベンションセンターで行っている。

さらに今年は、ハイファイオーディオメーカーがこぞってブースを構えるベネチアンホテルのスイートルームに、同社として初めてブースを出展。同社のアナログカートリッジをアピールした。

オーディオテクニカブースの様子

その主役は、もちろん「AT-ART1000」。「Direct Power Stereo MC Cartridge」と紹介されている。米国では4,999ドルで、すでに販売を開始している。ブースでは、このART1000とAT-ART9、AT-ART7を聴き比べることができる。

「AT-ART1000」

ART1000の拡大モデルも展示

使用機材は、ターンテーブルがVPIのAvenger。これにトーンアームとしてJMWのMEMORIALを3本取り付けている。またアンプは、プリアンプがAudio Researchの「LS-28」、パワーアンプが同「Reference 250」という構成。スピーカーはSonas FaberのOLYMPICA IIIという豪華なシステムだ。

VPIのAvengerを使って3つのカートリッジの比較試聴が行える

なお、ターンテーブルの下には、まだ試作段階という、E88CC真空管搭載のフォノイコライザーが置かれていた。

オーディオテクニカのフォノイコ試作機

オーディオテクニカ マーケティング本部 企画部の高橋俊之氏は、「ART1000とART7は空芯で、ART9は鉄芯ということで、ゲイン差があるため、同一ボリュームで聴き比べができなかった。このフォノイコはゲインをプリセットできるので、デモの時にも便利に使える」と説明した。

フォノイコの筐体はヘッドホンアンプのものを流用しており、発売するかどうかも含め、まだ全くの未定という。

日本では未発売のヘッドホンアンプ「AT-HA5050H」も置かれていた

なお「AT-ART1000」は「CES Innovation Award」を受賞した。それもあって、多くの来場者が訪れ、その音を聴きに来ているという。「ここに来る方は耳の肥えた方が多いが、音質についてネガティブな意見はまったく聞こえてこない。強い手応えを感じている」と高橋氏は語ってくれた。

試聴は行えないが、VMカートリッジのラインナップも展示されていた

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