同社技術を活用した未来のサッカー場などBtoBもアピール

<CES>パナソニック、有機ELテレビなど新製品群をさっそくブース展示。VRシステム参考展示も

編集部:小野佳希
2017年01月06日
世界各国からAV機器や家電などの様々なブランドが集う国際家電見本市「2017 International CES」が開幕。パナソニックのブースでは、プレスカンファレンスで発表した有機ELテレビ「EZ1000」やUltra HDプレーヤー、デジタルカメラ「DMC-GH5」、そしてテクニクスの各製品が並ぶほか、360度カメラとVRゴーグルの参考展示やBtoBソリューションの紹介など多岐に渡る展示が行われている。

4K有機ELテレビとUHD BDプレーヤーをさっそく体験可能

AV機器関連では、4K対応の有機ELテレビ「EZ1000」(レビュー記事)をさっそく一般向けに展示。「DMP-UB900」「DMP-UB700」「DMP-UB400」「DMP-UB300」(関連ニュース)と並べ、「HOLLYWOOD TO YOURE HOME」というキャッチコピーとともに4K/HDRの魅力をアピールしている。

ハリウッドで最適にチューニングしたUltra HD Premium製品群によるエコシステムを確立していることをアピール

4K 60p/50p動画撮影や「6Kフォト」機能対応のデジタル一眼カメラ「DMC-GH5」の展示コーナーは「Lumix Station」と銘打って駅のような雰囲気で展開。ハンズオンコーナーを地下鉄車内のようにするなどしている。

電車風のフォトシューティングコーナー

路線図風にルミックスの歴史を紹介

Technics(テクニクス)製品は、ブースの一角に特設室を展開。エントリーアナログプレーヤー「SL-1200GR」、中級プリメインアンプ「SU-G700」、トールボーイスピーカー「SB-G90」といった、発表したばかりの新製品群が並び、「SB-G90」のカットモデル展示なども見ることができる。

テクニクスの新製品群も披露

カットモデルも展示

そして次世代技術の参考展示コーナーでは、「Immersive Head-Mounted Display」として同社製VRゴーグル試作機の体験コーナーを展開。デジタルカメラで培った光学技術を始めとする様々な同社技術を投入することで、一般的なVRゴーグルよりも広い220度の正面視野角を実現するという。

360度カメラとVRヘッドセットの参考展示。実際の体験コーナーも展開している

なお「自社開発の360度カメラと組み合わせたシステムとしてBtoBでの提供を考えている」(説明員)とのことで、コンシューマー向けではないようだ。オリンピックの公式パートナーであることもあり、例えば陸上競技のゴール付近に360度カメラを設置して撮影した映像を観客席でリアルタイムに体験するなどといった活用法を考えているという。

そのほかブースでは、プレスカンファレンスでも大きく紹介されたスマートシティの展示などに加えて、同社ソリューションを活用した未来のサッカースタジアム像なども紹介。短焦点プロジェクターでVIPルームの窓ガラスに選手の情報などを表示したり、ゴールが決まった際にはスタジアム内のデジタルサイネージから飲食売店の割引きクーポンを観客のスマートフォンに配信するなどといったことが可能であると紹介していた。

様々な補助情報を任意で確認できたり、中継カメラが捉えたアップの映像を映し出すことでより快適に生観戦ができる

少し変わったところでは、世界的ギターメーカーであるフェンダーのコーナーも展開。これはフェンダーブランドのカーオーディオ製品の製造にパナソニックがOEMで協力しているため。北米では2011年からフォルクスワーゲン車にフェンダーのカーオーディオが採用されているのだという。

パナソニックが関わっているわけではないがフェンダーのオーディオ関連製品ということでイヤホンも展示されていた

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