10月から一部の番組で

音楽専門ラジオ「ミュージックバード」、24bitでの放送開始。対応チューナーも発売

公開日 2016/10/05 18:16 編集部:小野佳希
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音楽専門デジタル衛星ラジオ「MUSIC BIRD」は、従来よりも高音質な24bitでの放送を10月から一部の番組で開始。あわせて、24bit放送対応の新チューナー「C-T100CS」を11月1日に発売する。チューナーは198,000円前後での実売が予想される。

C-T100CS

日本の放送では現在48kHz/16bitでの放送が主流となっているが、ミュージックバードでは上記のように10月から一部の番組で24bitでの楽曲の放送を開始。より高音質な放送を届けられるようにした。なおサンプリング周波数は放送で許されている上限が48kHzであるため、従来から変更はない。

24bitでの放送を行うのは、THE AUDIOチャンネルで毎週土曜15時から放送している「ハイレゾ新譜 by e-onkyo music」と、THE CLASSICチャンネルで毎月最終日曜16時から放送している「トッパンホール・トライアングル」。11月からは、THE CLASSICチャンネルで毎週土日16時から放送している「WORLD LIVE SELECTION」でも24bit放送を開始する。

なお、対象番組は24bitでの放送のみとなるが現在販売中のチューナー(CDT-3AFD、MDT-5CS)でも受信可能。後述の新チューナーであれば24bit放送の魅力を最大限楽しめる。

新チューナー「C-T100CS」は、港北ネットワークが開発したもので、上記のように24bit放送の受信に対応。NECグループ製のプリメインアンプ「A10シリーズ」に採用された「リザーブII電源回路」を採用するほか、チューナー回路電源用、オーディオ回路電源用のRコアトランスを新たに設計するなど、従来のハイエンドチューナー「C-T1CS」からのさらなる音質向上を図っている。

なお、ミュージックバードは10月29日・30日に秋葉原で開催される「JAS・音のサロン&カンファレンス」に出展。24bit放送と16bitの比較試聴、および従来チューナーと新チューナーの比較試聴などを行えるようにする。

ミュージックバードの聴取には加入手続きが必要。詳細は公式サイトで確認できる。

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