3月6日・13日・20日・27日に

音楽専門ラジオ「ミュージックバード」、ピエール・ブーレーズ追悼番組を全4回計24時間オンエア

公開日 2016/02/03 17:44 編集部:小野佳希
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音楽専門の衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」は、今年1月5日に死去したフランスの作曲家・指揮者のピエール・ブーレーズの追悼番組を、全4回、合計24時間にわたって放送する。

ピエール・ブーレーズ

3月6日・13日・20日・27日に、クラシック専門チャンネル「THE CLASSIC」の番組「ウィークエンド・スペシャル」にてオンエア。放送時間は16時〜22時。

初回となる3月6日には東京藝大名誉教授で音楽学者の船山隆氏を迎え、『「中心かつ不在」〜作曲家、制度改革者、思想家ブーレーズ』と題した内容を放送。『代表曲「ル・マルトー・サン・メートル」「プリ・スロン・プリ」「レポン」ほかをお届けするとともに、20世紀の叡智を音楽に結実させた偉大な音楽家ブーレーズを追悼する』としている。

3月13日・20日・27日は、音楽評論家の東条碩夫氏を迎えて、指揮者としてのブーレーズを紹介。ブーレーズがまだ指揮活動を本格的に開始する前の1963年録音フランス国立放送管弦楽団との「春の祭典」の音源を筆頭に、彼が音楽監督として密な関係を築いたクリーヴランド管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団や、首席指揮者だったBBC交響楽団、客演したベルリン・フィルやウィーン・フィルの名演をまとめて放送するという。

ミュージックバードは、TOKYO FMグループの音楽専門衛星デジタルラジオ局。クラシック、ジャズ、ロック、J-POP、演歌などジャンル別の専門チャンネルを24時間放送しており、オーディオファン向けの「THE AUDIO」チャンネルなども用意している。なお、放送を聴くには、専用のチューナー、アンテナの設置が必要。加入方法などは公式サイトで案内されている。

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