ロジャース社セラミック・プリント基板を使用

Questyle Audio、据置型ヘッドホンアンプ/プリアンプ/DACのゴールドリミテッドモデル

公開日 2016/08/05 15:48 編集部:川田菜月
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(株)Jは、同社が取り扱うQuestyle Audio Technology社より、ヘッドホンアンプ「CMA800R-G/LTD」、プリアンプ「CMA800P-G/LTD」、DAC「CAS192D-G/LTD」を8月10日に発売する。

CMA800R-G/LTD ¥OPEN(予想実売価格:359,800円前後)
CMA800P-G/LTD¥OPEN(予想実売価格:419,800円前後)
CAS192D-G/LTD¥OPEN(予想実売価格:359,800円前後)


3製品とも春のヘッドホン祭にて発表された据置型ヘッドホンアンプ/プリアンプ/DACのゴールドリミテッドモデル(関連ニュース)。特別仕様として、ロジャース社のセラミック・プリント基板を使用。誘電率が低く帯電しにくいことが特徴で、伝送損失が小さく済むため、ピュアでクリアなサウンドを実現するとしている。外形寸法は全て同じサイズで、330W×55H×200Dmmとなる。

CMA800R-G/LTDは、モノラルフルバランスモードを搭載したヘッドホンアンプのフラグシップモデル。同社独自の電流による増幅技術「カレントモードアンプテクノロジー」を採用し、低い歪み率と広帯域の増幅を実現するという。フルディスクリート構成の純A級アンプを搭載する。

CMA800R-G/LTD

XLRステレオ、RCAステレオ、XLRモノラルフルバランス入力に対応。出力端子にヘッドホンジャック2基、XLRモノラルフルバランス、RCAプリアンプ1ペアを備える。

標準ステレオモード時で、THD+Nは0.00038%、最大出力は180mW(7.5Vrms)、S/N比は114dB。モノラルモード時で、THD+Nは0.00026%、最大出力は710mW(15Vrms)、S/N比は118dBとなる。

CMA800P-G/LTDも同社のカレントモードアンプ技術を使用したヘッドホン用プリアンプ。フルディスクリート純A級アンプ搭載する。XLR/RCAの入出力に対応しており、ゲインは内部スイッチで高低(6dB/0dB)を選択可能。

CMA800P-G/LTD

フルバランスモード時で、THD+Nは0.00021%、最大出力は13Vrms、S/N比は131dB。アンバランスモード時で、THD+Nは0.00023%、最大出力は6.5Vrms、S/N比は124dBとなる。

CAS192D-G/LTDは、DACチップにウィルフソンの「WM8741」を搭載する据え置き型DAC。USB転送時にDoPではなくDSDをPCから直接転送する技術「トゥルーDSDモード」をサポートする。

CAS192D-G/LTD

USB入力はトリプルクロックアシンクロナス伝送に対応。WASAPI、ASIO、KSをサポートし、最大192kHz/24bit PCM、5.6MHz DSDネイティブ再生に対応する。同軸/光入力は192kHz/24bitまで対応。PCMモードは5種類のデジタルフィルタの切り替えが可能となる。

XLR/RCAのアナログ出力に対応。THD+Nは<0.005%、S/N比は115dB(XLR:116dB)となる。

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