2年間のパートナーシップ契約

テクニクスがアビーロードスタジオと「SL-1200G/GAE」で協業。同スタジオに導入

公開日 2016/06/27 10:41 編集部:小澤 麻実
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イギリス・ロンドンにある名門スタジオ「アビーロードスタジオ」に、Technics(テクニクス)ブランドのターンテーブル「SL-1200GAE」が導入されたことが明らかになった。パナソニックと同スタジオはターンテーブルのプロモーションに関する2年間のパートナーシップ契約を締結し、今後様々な展開を行っていくという。

両社のアナログレコードに対する取り組みや、最高の音づくりを追求する姿勢などが一致したためとのこと。アビーロードスタジオでマスタリングされるレコードは、「SL-1200GAE」を使って音確認が行われることとなる。

アビーロードスタジオに導入された「SL-1200GAE」

「SL-1200GAE」はTechnicsブランドの50周年を記念した“50th Anniversary Edition”モデル(関連ニュース)。全世界1,200台限定で、日本では300台の限定数が予約開始後30分で完売するなど、注目を集めている。また、通常モデル「SL-1200G」も、今年9月9日に発売が予定されている(関連ニュース)。

同スタジオのマネージングディレクターであるIsabel Garvey氏は「このパートナーシップは、アビーロードスタジオにとって、音楽業界におけるレコードの復活や、我々のレコード・カッティング事業の意義を認識する中、非常に期待感が持てるものである。我々のマスタリングエンジニアと高品質なハイファイオーディオの最先端を走るテクニクスが有するノウハウ・知見を活用することで、このパートナーシップを実のあるものにしていきたい」とコメント。

また、同スタジオのシニアマスタリングエンジニアであるGeoff Pesche氏は、「先日、Mastering Room 5で、テクニクスの新製品『SL-1200GAE』を試聴した。素晴らしい仕上がりで、市販用ターンテーブルではこれまで見たことのない、重量のあるプラッターが装備されており、すべての音を切れ目なく再生していた。これは、21世紀のベンチマークとなるターンテーブルだ」とコメントを寄せている。

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