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PSオーディオのDNAを継承したエントリー向け新ブランド

【独HighEnd】PSオーディオの新ブランド「SPROUT」− 第1弾はフォノイコ&USB搭載小型プリメイン

季刊ネットオーディオ編集部 浅田陽介
2014年05月21日
5月15日〜18日まで、ドイツ・ミュンヘンにて開催され、大きな賑わいをみせたMunich High End 2014。PSオーディオのブースでは、同社の新ブランドとなる「SPROUT(スプラウト)」ブランドの展開が発表され、注目を集めた。

第1弾モデルはフォノイコライザーと最大192kHz/24bitに対応するUSB DACを搭載したブランド名をそのまま継承するプリメインアンプ「SPROUT」。PSオーディオのフラッグシップであるPerfectWaveシリーズを彷彿とさせる丸みを帯びたデザインをベースに、サイドパネルにアルミを、ボトムパネルにはステンレスを、トップパネルにはウォルナットといった異なる素材を組みわせた外観を持つモデルだ。

PSオーディオの新ブランドとなるスプラウトの第一弾モデル「SPROUT」

SPROUTのリアパネル。最大192kHz/24bitに対応したUSB(Bタイプ)入力や、フォノイコライザーの搭載が大きな特徴だ

「SPROUT」は増幅回路にクラスDを採用し50W×2chを出力。電源にはスイッチング電源を搭載し小型化を図っている。また、前述のとおりRCA端子によるフォノイコライザーやUSB DACのほかBluetooth接続を可能としている点も特徴。Bluetoothの伝送方式はApt-Xを採用し、無線接続時でも音質の確保を視野にいれた設計となっている。


SPROUTの底部はステンレスを採用。PSオーディオのロゴもプリントされている
最大の特徴はDAコンバーター部。Bluetoothも含めたDAコンバーター部は汎用性の高いDACチップを使用せず、ディスクリートで組まれている。同社の最新モデルDirect Stream DACも新たにディスクリート構成のDAコンバーターを組み込んでいるが、そのノウハウを色濃く継承した仕様といっても良さそうだ。

また、ボリュームにはアナログボリュームを搭載したほか、アルミ製のノブなど価格を抑えながらも随所に贅沢なパーツを投入していることも大きな特徴となる。φ6.3mm標準ジャックによるヘッドフォン出力も装備しており、こちらは250mW×2(16Ω)の出力を備えている。

「SPROUT」はPSオーディオを牽引するポール・マクガヴァン氏の息子であるスコット・マクガヴァン氏を中心として進められているプロジェクトだ。スコット氏と同世代である30代のライフスタイルにマッチした製品をテーマとして、このプリメインアンプを皮切りに、単体のDAコンバーターやアンプ、レコードプレーヤー等も視野にいれた製品開発を進めていく予定となっているという。

PSオーディオのポール・マクガヴァン氏(左)とスコット・マクガヴァン氏(左)。SPROUTはスコット氏が中心となって進められているプロジェクトだ

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