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同社の最新モデルが登場

【独HighEnd】フルテック、ADLブランドのヘッドホンやDSDネイティブ再生対応DACに注目 − アクセサリー関係製品も展示

季刊ネットオーディオ編集部 浅田陽介
2014年05月16日
現地時間の2014年5月15日より開催されているMunich HighEnd 2014。世界中から多くのハイエンドオーディオブランドが参加する同イベントであるが、そのなかでも日本ブランドは大きな支持を持って迎えられている。会場のメインエントランス入ってすぐのHALLE 3の入口近くにブースを構えるフルテックもそのひとつだ。

Munich HighEndでのフルテックブース

フルテックのブースでは、まずヘッドホン関連製品を中心にラインアップするADLブランドの製品に注目が集まっている。

特に先日東京・中野サンプラザにて開催されたヘッドホン祭で参考展示され大きな注目を集めたヘッドホン「H128」と、フォノイコライザーを搭載したDSDネイティブ再生対応USB DA/ADコンバーター「STRATOS」が大きな注目を集めている。

「H128」は、すでに発売され各アワードで高い評価を獲得したH118の上位に位置するモデル。最大の特徴はφ40mmのドライバーユニットで、振動板フィルムの波のつけ方や厚さといった基本構造を見直し、ノイズ低減などさらなる音質改善を行った点。

ドライバーユニットを中心に大きくアップグレードを果たしたH118の上位に位置するヘッドホン「H128」。写真はブラック×レッド

カラーバリエーションも用意。写真はネイビー

同じくカラーバリエーションとなるシルバー×ブラウン

ヘッドバンドやイヤカップに樹脂を採用して軽量化を図っている点はH118と同一だが、H128ではヘッドバンドの構造が見直され、さらに装着感を高めている。

またケーブルはミニXLRによる着脱式を採用しており、同社製ケーブルなどによるリケーブルでさらなる音質改善が行える構造となっている。日本での発売は6月末頃を目指しており、価格は4万円前後を予定しているとのことだ。

もうひとつの注目機「STRATOS」は、192kHz/32bitのPCM音源に加え、DSD128まで対応するヘッドホンアンプ搭載USB DAC。日本での発売はこの秋頃を予定しており、価格も未定だが7万円前後を予定しているという。

ヨーロッパ初登場となったフォノイコライザーを内蔵するDSDネイティブ再生対応USB DA/ADコンバーター「STRATOS」

DACチップにはシーラスロジック社製のCS4392Kを搭載し、DSDネイティブ再生時の伝送方式は、DoPとASIO2.1に対応する。ヘッドホンアンプとしても、16〜600Ωのヘッドホンにまで対応できるなど、幅広い対応力を備えている点が大きな魅力だ。

また、このSTRATOSのユニークな特徴は、MM/MCカートリッジに対応したフォノイコライザーを搭載している点。近年、日本でもアナログレコードをデータ化するアナログ・リッピングが密かな人気を集めているが、それはアナログが大きな盛り上がりをみせるヨーロッパでも同様のようだ。なお、AD変換の場合は最大で192kHz/24bitに対応している。


STRATOSのリアパネル。アナログレコードデータ化への要望を受け、MM/MCに対応するフォノ入力を搭載。AD変換のスペックは最大で192kHZ/24bitとなる

また、この他にも同社ブースでは、フルテックブランドのスピーカーターミナルや電源関連アクセサリーなどが高い注目を集めている。世界の並み居るハイエンドブランドが同社の製品を採用していることも、フルテックが世界を舞台に高い信頼を獲得していることの証明だと言えるだろう。


フルテックブランドのアクセサリー類も高い注目を集めている

内部にOCCの単線を採用したFT-866(R)のように、細かな部分まで配慮された作りがここヨーロッパでも高い信頼を獲得している


日本とは電源環境が異なるヨーロッパでも、同社の電源関連アイテムは注目の的だ

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