aptX対応のBluetoothも内蔵

iFI-Audio、初の据え置きUSB-DAC「mini iDSD」 − DAC4チップ搭載のクワッドコア構成

公開日 2014/02/04 17:35 ファイル・ウェブ編集部
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トップウイングは、iFI-Audioの据え置き型新シリーズ「mini」ラインのUSB-DAC「mini iDSD」を5月に発売する。価格は未定。本機は2月8日に中野サンプラザで開催される「ポタ研」にて一般公開される予定だ。

「mini iDSD」

これまでiFI-Audioは「micro」「nano」などコンパクトな製品やポータブル機を手がけてきたが、USB-DAC「mini iDSD」は初の据え置き型となる。電源はDC15V/2Aアダプター。最大384kHzのPCMや最大6.2MHzのDSD対応のほか、aptX対応のBluetooth機能を内蔵することも特徴だ。

対応フォーマットは、PCMが44.1/48/88.2/96/176.4/192/384KHz、DSDは2.8/3.1/5.6/6.2MHz、DXDは352.8/384KHzとなる。

DAC部については、バー・ブラウン製のDACチップセット4個を用いたクワッドコア、デュアルモノ・フルバランス構成となる。

デジタルフィルターはPCMが4段階(スタンダード/ミニマム・フェーズ・デジタル/ビットパーフェクト1/ビットパーフェクト2)、DSDが3段階(スタンダード/エクステンデッド・レンジ/ミニマル・アナログ)から選択可能。DXDについては「ビットパーフェクト・プロセッシング」のみとなる。

USB 3.0端子を搭載し、PCのほかiPhone、iPod、iPad、Walkmanを含むAndroidデバイスとの接続が可能。その他、192kHzに対応した同軸デジタル入力と光デジタル入力、AES/EBUデジタル入力を搭載。さらにaptX対応のBluetooth内蔵によるワイヤレス入力にも対応する。

背面端子部

アナログ・ライン出力はRCAを1系統、XLRを1系統搭載。ステレオ標準端子のヘッドホン出力も備える。ボリュームは“バランスド4ウェイプレシジョン・アナログ”方式を採用し、ライン出力時にはバイパスも可能だ。ヘッドホンの出力ゲインは0dB/10dB/20dBから選択できる。

なお、同社ではminiシリーズの今後のラインナップとして、据え置き型ヘッドホンアンプ「mini iCAN」、バランス型真空管プリアンプ兼プロセッサー「mini iTube」を準備中とのことで、いずれも2014年度内の発売を目指し開発が進められているという。

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  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドIFI-AUDIO
  • 型番mini iDSD
  • 発売日2014年5月
  • 価格未定
【SPEC】●対応フォーマット:PCM…44.1/48/88.2/96/176.4/192/384KHz、DSD…2.8/3.1/5.6/6.2MHz、DXD…352.8/384KHz ●入力端子:USB 3.0、同軸デジタル入力、光デジタル入力、AES/EBUデジタル入力 ●出力端子:RCA×1、XLR×1、ヘッドホン出力