上位機はUSB入力も装備

Wadiaから96/24 FLACも再生可能なCDプレーヤー「381」登場

公開日 2009/09/18 19:00 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アクシス(株)は、WadiaのCDプレーヤー「381」「381i」2機種を9月に発売開始した。両機とも本体色はブラックとシルバーを用意する。

シルバーモデル

ブラックモデル

上位機の「381i」は1,312,500円(税込)。USB/BNC/光/XLRの4系統のデジタル入力端子と、STリンク/BNC/光/XLRの4系統のデジタル主力端子を装備する。下位機の「381」はデジタル入出力を省略したモデルで、価格は1,029,0000円(税込)となる。なお、将来的に381から381iへのバージョンアップを可能にするモジュールカードの販売も予定しているという。

両モデルとも、音楽CDの再生はもちろん、CD-R/RWに記録したMP3、FLAC、WMA(WMA Losslessは除く)の再生が可能。FLACに関しては最大96kHz/24ビットの音源の再生に対応している。なお381iのデジタル入力はUSBを含めすべての端子で96kHz音源の入力に対応しており、PCと接続することで、PC内の高音質音楽ファイルを再生することもできる。

両機とも新たなドライブメカを搭載して読み取り精度を高めたほか、DAC部には同ブランド伝統の「ディジマスター2.5」アルゴリズムによるマルチビット・ハイリサンプリング・デコーダーを搭載。アルゴリズムはA/B/Cの3モードから選択できる。

さらにI/V変換ステージには「ワディア・スウィフトカレント3ディスクリート」(SC-3D)を投入。スウィフトカレントは、グローバルフィードバックを用いずに優れたI/V変換を可能とする同ブランドの特許技術だが、SC-3DではさらにS/Nを高めたという。

クロックについてもDACに配置されたマスタークロックで、トランスポート部とDAC部を一元管理する「クロックリンク」を採用し、ジッターを低減している。なお381iでは、USB入力時のクロック精度やジッター低減を図る新技術も導入。USB入力においても「ハイエンドオーディオ機器にふさわしい高精度クロックと超低ジッターを実現する」(アクシス)という。

電源も新開発のもので、トランスポート部とDAC部それぞれに2つのトロイダルトランスを分離して搭載。表面実装による部品間のRF信号の低干渉化と、さらなるジッター低減を図る“アドバンスド・サーキットボードレイアウト・テクニック"などを用い、低ノイズ化を図っている。

また両機はデジタルボリュームコントロール回路も備えており、パワーアンプに直結して使用することもできる。

【問い合わせ先】
アクシス(株)
TEL/03-5410-0071

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ジャンルCDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドWADIA
  • 型番381
  • 発売日2009年9月
  • 価格¥1,029,0000(税込)
【SPEC】●メディアフォーマット:CD,CD-R,CD-RW ●デコードフォーマット: CD, MP3, FLAC(最大24/96), WMA(WMA losslessは除く) ●デジタルボリューム・コントロールレンジ: 50 dB (0.5dBx100ステップ) ●消費電力: 58W ●外形寸法: 432W x 184H x 420Dmm ●質量: 25kg
  • ジャンルCDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドWADIA
  • 型番381i
  • 発売日2009年9月
  • 価格¥1,312,500(税込)
【SPEC】●メディアフォーマット:CD,CD-R,CD-RW ●デコードフォーマット: CD, MP3, FLAC(最大24/96), WMA(WMA losslessは除く) ●デジタルボリューム・コントロールレンジ: 50 dB (0.5dBx100ステップ) ●[381i] ディジタル入力(4系統): USB x1, S/PDIF (BNC) x1, Toslink x1, AES/EBU (XLR) x1 USB→44.1/48/96kHz対応、他全:32/44.1/48/88.2/96kHz対応 ●[381i] ディジタル出力(4系統): ST x1, S/PDIF (BNC) x1, Toslink x 1, AES/EBU (XLR) x1 ●消費電力: 58W ●外形寸法: 432W x 184H x 420Dmm ●質量: 25kg