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公開日 2025/12/29 06:30
吸音材の新製品も登場

ダイケンの新サービス「音マップPro」で音を事前に可視化&可聴化! 新築やリノベ時の快適な音環境づくりに

遠藤義人

過日、東京ビッグサイトで開催された建築業界最大級の展示会「JAPAN BUILD」で、家庭/住宅用の防音建材として名高いDAIKEN(ダイケン)ブースを発見。そのノウハウを生かした事業を新展開していた。



JAPAN BUILDで発見したダイケンブースの展示を紹介


目に見えない音を「可視化」


今回の展示ブースは、建築の先端技術を披露する展示会の中の「建物リニューアルEXPO」というリノベーションに関するエリアにあった。とはいえ、部屋のリニューアルにあたり、音環境の改善と内装の木質化を図るという目的は、ホームシアター構築でも重要な視点であり、参考に値する。


もっとも興味深かったのは、“音” という目には見えない空気の波を、可視化してシミュレーションする「音マップPro」。


シアタールームをチューニングしたりマイクによる音響測定を行うことは、カスタムインストーラーやAVアンプなどでもお馴染みだが、この音マップProは、図面を3D化することで、どこからどのぐらい音漏れしたり響いたりするかを “事前に把握” して、手当に生かそうというもの。



音マップProは音の課題を設計段階で解決し、快適な音環境づくりをサポートするサービス。試験提案期間を経て、2025年11月28日に本格運用が開始されている


写真ではお見せできないが、実際のシミュレーションでは、PC上に間取りが表示され、一点から発せられた音が無数の粒としてどんな経路でどのように隣室へと拡散していくかが動画で示された。一目瞭然だから、無理なく無駄なく防音建材を配置できる。


もちろん、既存の部屋を調音するなら、実際に音響測定すればいい。そんなサービスも行っており、その結果でどこにどういったものを手当てすべきかを数値化するサービスも行っている。



音マップProサービス概要。室内音響シミュレーションでは、図面情報から3Dモデルを作成、音環境のシミュレーションを行う。室内の音の分布をカラーマップで表示して、音環境を可視化する


実際に置いて試せる「可聴化」


吸音材を無料レンタルして改善効果を体感してもらい、購入に繋げるといった取り組みも合わせて行っている。今回のブースでも、体感ルームが2つ用意されていた。


Room1は残響時間の長い部屋で、残響の長さを手を叩いて確認した後、バックヤードから三角柱や円柱の吸音材を徐々に6本搬入。吸音材を設置するにつれ、キンと耳につく反射が抑えられ、落ち着いた部屋になることが体感できる。いわば “後付けの効果” をデモンストレーションだ。



1本、2本と配置するにつれ、徐々に吸音されていくのがわかる


一方、Room2は最初から調音を施した部屋。ぱっと見仰々しい調音ポールを置くことなく、はじめから快適な音環境が図られていた。三角柱の新製品のほか、「OFF TONE」という多彩な色を揃えた音響デザインパネル(インクジェット印刷特注可能)や、ホームシアターでもおなじみのロックウール天井材「ダイロートン」、吸音壁材「オトカベ」などで固めてある。



壁にあるのがOFF TONE、部屋の隅に置かれているのが三角柱の新製品。天井や壁も調音用のしつらえだが、仰々しくない見た目(写真右)/円筒でなく三角柱のオフィス向け新製品も投入(写真右寄りの白い物体)





DAIKEN(ダイケン)


DAIKENサウンドセンター
TEL:03-6271-7785
営業時間:10時00分 – 17時00分
定休日:土曜日、日曜日



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