トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2024/11/22 06:30
11/27から12/6まで

Amazonと楽天ブラックフライデーで人気プロジェクターが最大8万円OFF!一躍人気になったDangbeiの実力とは

折原一也

Dangbeiがブラックフライデーに合わせて最大80,000円オフのセール販売を実施
グローバル展開するプロジェクターブランドであるDangbei(ダンベイ)。オーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP2024 SUMMER」でも優秀賞を獲得するなど、プロからも高く評価されているプロジェクターを多数ラインナップする。

Dangbeiは、ブラックフライデーに合わせ、Amazonと楽天市場で期間限定セールを実施。セール期間は11月27日から12月6日まで。最大で80,000円の割引セールとなっており、4Kプロジェクター「Dangbei DBOX02」が通常価格から30%オフの188,860円(価格は税込、以下同)、コンパクトプロジェクター「Dangbei Atom」が29%オフの94,850円のセール価格で販売される。




本稿では、対象モデルである4Kプロジェクター「Dangbei DBOX02」、コンパクトプロジェクター「Dangbei Atom」の魅力、そして画質レビューを、オーディオビジュアル評論家の折原氏がお届けする。


Dangbei DBOX02とDangbei Atomのクオリティチェックも行った

■Dangbei DBOX02〜高輝度と純度の高い色再現に圧倒される




「Dangbei DBOX02」 標準価格269,800円(税込)のところ30%オフの188,860円


ホームプロジェクターにWi-Fi機能と動画配信対応のOSを搭載し、一躍人気ブランドの一角となったDangbei。同社の製品に共通するのが、レーザー光源を採用したことによる本体サイズを超えた高輝度と高画質、そしてコストパフォーマンスの高さだ。

ホームシアター志向の高画質モデルである4Kプロジェクターの「Dangbei DBOX02」は、ALPDレーザー光源を搭載し、2450ルーメン(ISO)という、ハイエンドクラスの高輝度を実現している。OSにはGoogle TVを採用しているため、YouTubeやNetflix、Prime Videoといった主要なVODサービスに対応する。実際に操作してみると、リモコンひとつでプロジェクター本体の設定やアプリの操作ができ、アプリの立ち上げもスムーズだ。

さらに「InstanPro」というAI画質調整技術を備える上、自動台形補正やオートフォーカス、障害物回避、スクリーンフィットといった設置性を高める機能も完備。また、HDMIを2基搭載しており、ゲーム機やPCと接続できるだけでなく、eARC対応サウンドバーを繋げて音質強化を図ることもできる。


投写画面の大きさを自動でスクリーンのサイズに合わせる「スクリーンフィット」機能を搭載


自動台形補正機能の一部である「障害物回避」も内蔵している
Dangbei DBOX02の画質をチェックしてみると、レーザー光源ならではの2450ルーメン(ISO)の高輝度に圧倒される。映画『デューン 砂の惑星PART2』を視聴してみると、純度の高い色再現とあいまって、眩しい光の再現性、洞窟内シーンの黒の深み、色彩の鮮明さやコントラストが際立つ映像表現を成し得ている。


映像モードは、標準/鮮明/映画/ゲーム/カスタムといったモードを用意する
画面の細部まで見通せる4K解像度による描写力と共に、劇場にいるかのような没入感が味わえる。カスタム設定では、色温度やゲインの調整もできるため、徹底的に画質にこだわる映画ファンはD65に近い自然な発色に近づけることもできる。今回は暗室で視聴したが、照明がついたままの室内でも視聴できる明るさも特徴的だ。

内蔵スピーカーは12Wのデュアルスピーカーが組み込まれ、DTS:XやDolby Audioに対応。試聴室全体に広がる砂嵐の臨場感、重低音のパワーも強力であり、低音の安定感と空間表現が優秀なモデルだ。


Dangbei DBOX02の背面端子部

■Dangbei Atom〜コンパクトながら明るくダイナミック




「Dangbei Atom」 標準価格134,800円(税込)のところ29%オフの94,850円


もうひとつの注目モデルである「Dangbei Atom」は、スリムタイプのコンパクトプロジェクターであり、フルHD(1920×1080)解像度と、1200ルーメン(ISO)の高輝度を兼ね備えたモデル。Google TVを搭載し、多数のVODサービスをカバーしており、HDMI端子搭載で外部機器との接続も可能としている。

オートフォーカスや自動台形補正対応といった設置性に繋がる機能も搭載しており、モバイルプロジェクターと似た存在に思われがちだが、Dangbei Atomは想像以上に画質で勝負するモデルだ。

自動台形補正やオートフォーカス機能を搭載している

実際に使用してみると、驚くほど明るいため、セットアップの際に照明が付いたままで操作していても映像がよく見える。暗室にして『デューン 砂の惑星PART2』を観てみると、屋外のシーンでは画面全体の輝度感がはっきりしているし、洞窟内の暗所では黒の沈み込みとダイナミックな輝度再現が映える。

音質面では、5Wのデュアルスピーカーを内蔵しDolby Audioに対応。コンパクトなサイズながらクリアでバランスの取れたサウンド。低音の再現力は大型モデルに比べて控えめだ。Dangbei Atomは、コンパクトさと明るい高画質、そして高性能さも備えている。デスク上にオシャレに設置できて、画質にも妥協しないプロジェクターを求める人に魅力的な選択肢だ。

Dangbei Atomの背面端子部

Dangbei DBOX02とDangbei Atomは専用スタンドも用意。DBOX02用スタンドは堅牢なアルミニウム合金製で純正品ならではの安定性を備えており、さまざま角度に調整できる仕様となっている。設置性をさらに高めるアクセサリーとして、合わせて検討してみてほしい。

Dangbei DBOX02を専用スタンドに設置した際のイメージ

Dangbei Atomを専用スタンドに設置した際のイメージ

(提供:Dangbei Japan)

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB