トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/06/04 18:08
ドリームハウスを完全再現

実写映画『バービー』、ピンクを使いすぎ全世界で塗料不足に

多根清史
バービー人形の実写映画『バービー』は、2023年8月11日(金)に日本でも公開予定だ。主演は『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』でハーレイ・クイン役が人気だったマーゴット・ロビー、ボーイフレンドのケン役には『ラ・ラ・ランド』などのライアン・ゴズリングが抜てきされている。特にマーゴットのバービーは、ハマリ役だと公開前から注目の的だ。

さらに公開が近づいて話題となっているのが、カラフルな「バービーランド」が写る予告編だ。玩具のドリームハウスそのままのビジュアルで、建物から道路に至るまでピンクで彩られている。これらがCG合成ではなく、実際にピンクの塗料を大量に使っているため、Rosco(娯楽産業向けソリューションを提供する企業)の塗料が全世界的に品薄になったことが明かされている。

米Architectural Digest誌の取材にグレタ・ガーウィグ監督は、バービーランドをピンクで染め上げた意図を「子供っぽさを守ることが最も重要だったから」と語っている。「ピンクはとても鮮明で、全てが過剰になるぐらいにしたかった」とのこと。その結果、Rosco製のピンクの蛍光色が全世界で品不足になったというのだ。

このセットはパームスプリングス(米カリフォルニアのリゾート地)、特にミッドナイトセンチュリーモダン様式(20世紀半ばに米国を中心にデザインされた家具や建築)や建築家リチャード・ノイトラ氏らのデザインにインスパイアされたという。

それを元に、英国のプロダクションデザイナーであるサラ・グリーンウッドとセットデコレーターのケイティ・スペンサー(2人は『プライドと偏見』『アンナ・カレーニナ』でも協力)が指揮を執り、今まで観たことがない舞台セットが誕生した。

ドリームハウスは壁もドアもなく、ピンク一色のリビングがプールに面しているというもの。それまでバービーで遊んだことがなかったため、ガーウィグ監督らはドリームハウスの実物をAmazonで発注して勉強したという。

独特なスケール感に興味を持ったことから、部屋を人間のサイズより23%小さくし、天井が頭のすぐ近くにあり、俳優がその空間では大きく見えながら、全体としては小さく見える不思議な効果を狙ったそうだ。

それにしても、なぜCGではなく、実物の舞台セットを作ったのか。ガーウィグ監督は「文字通り、バービー・ランドの別世界を創造した」と語る。「本物の人工物」を目指すため、空とサンジャシント山脈(パームスプリングスの近くにある)も手描きの背景を使ったとのこと。「おもちゃは、何よりも触れるものだから」という信念のもと、全世界のピンク塗料を使い果たした成果を、劇場の大スクリーンで鑑賞したいところだ。

Source: Architectural Digest
via: Polygon

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 DALI、デンマーク伝統の佇まい。音楽の躍動感や緻密な空間表現、「SONIK 9」の魅力
2 【ミニレビュー】豊かな響きを引き出すCHORD COMPANY “日本専用”電源ケーブル「Vega」
3 KEF、スピーカー「Referenceシリーズ」「Rシリーズ」比較試聴イベント。エディオン広島本店で6/6・7開催
4 エミライ、Aurender/Ferrum Audio製品の価格を7/1受注分より改定
5 4K UHD BD『ワン・バトル・アフター・アナザー』、“映像にのみこまれる”没入感。できるだけ大画面・高画質で見るべし!
6 今敏監督『パプリカ』4K UHD+ブルーレイセットが9/9発売。全国規模でのリバイバル上映も決定
7 ソニー「WF-1000XM6」の新CMにSixTONESを起用。ソニーストアではSixTONESの楽曲を試聴できる企画も
8 Shokz、防水骨伝導イヤホン「Openswim Pro」を値上げ
9 TOHOシネマズ、7/1から値上げ。新宿や大阪で200円、海老名で100円など
10 ベルリン・フィル・レコーディングス、『ベルリン・バロック・ゾリステン、樫本大進によるヴィヴァルディ<四季)』SACDハイブリッド盤
6/2 11:22 更新

WEB