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公開日 2026/07/18 17:26
qdcのフラグシップIEM用ケーブル/SENDY AUDIOの新旗艦開放型ヘッドホン「Peacock PRO」は世界初展示

<ヘッドフォン祭mini>Astell&Kern最新DAP「SP4000T」など国内初披露モデルを多数展示/LUXMAN・FOCALはハイエンド試聴環境を訴求

編集部:原田郁未

本日7月18日(土)に「夏のヘッドフォン祭 mini 2026」が、東京・丸の内のステーションコンファレンス東京6Fで開催。本稿では、Astell&KernやNoble Audio、SENDY AUDIOなどを展開するアユートブースと、LUXMAN/FOCALブースの模様を紹介する。


アユート、Astell&Kern「SP4000T」やSENDY AUDIO新製品を展示


アユートは、Astell&Kernの真空管搭載ポータブルオーディオプレーヤー「A&ultima SP4000T」をはじめ、qdc、Noble Audio、SENDY AUDIOなど、自社取り扱いブランドの未発売モデルを多数展示していた。



Astell&Kern「A&ultima SP4000T」


SP4000Tは、2024年発売の「SP3000T」に続く、真空管搭載ポータブルDAPの第3弾モデル。フラグシップDAP「SP4000」と企画・開発の初期段階から並行して設計されたという。イベント前日にリリースが発表されており、7月25日発売予定で、価格は627,000円(税込)。


MILスペック準拠のヴィンテージ真空管・RAYTHEON「JAN6418」を左右2期ずつ、合計4基搭載。真空管をクアッド構成としたことで、前モデルよりも中低域の温かみをさらに高めたサウンドに仕上げたという。会場では発売に先駆け、今年の2月に発表された「SP4000 Copper」と並べて試聴できるようになっていた。



Astell&Kern「A&ultima SP4000 Copper」


qdcからは、同社の“コンセプトIEMシリーズ”「EMPEROR」、「EMPRESS」、「CRAVE」専用にチューニングした4.4mmバランスケーブル「Dragon Ribbon」を展示。今夏から秋にかけて発売予定で、予想実売価格は120,000円前後。



 qdc「Dragon Ribbon」※装着しているイヤホンは 「EMPRESS」


高純度単結晶銅とエナメルコート純銀採用の導体に加え、二重の衝撃吸収構造を採用。信号損失を抑えながら各IEMの音色を最適化し、高域の解像度や細かな音の表現力を高めたという。外装にはサファイアもあしらわれており、ブースでは対応する3モデルとの組み合わせで試聴できるようになっていた。


SENDY AUDIOからは、複数の新型ヘッドホンを出展。なかでも、新たなフラグシップとなる開放型ヘッドホン「Peacock PRO」は世界初展示となるモデルで、2026年内の発売を予定している。予想される実売価格は300,000円前後。



SENDY AUDIO「Peacock PRO」


初代「Peacock」をベースに、PETとカーボンの複合素材を採用した新開発の88mm平面磁界型ドライバーを搭載。振動板の剛性を高めることで、弾力のある低域、温かみのある中域、クリアで伸びやかな高域、広大なサウンドステージを実現したという。ブースでは据え置き型ヘッドホンアンプとの組み合わせで試聴できた。


Noble Audioは、ANC機能を備えた有線/無線両対応ヘッドホン「FoKus Apollo Pro」を展示。今夏発売予定で、予想実売価格は120,000円前後。


従来モデル「FoKus Apollo」と同様、40mmダイナミックドライバーと14.5mm平面磁界型ドライバーによるハイブリッド構成を採用しつつ、より自然で躍動感のあるHiFiサウンドへと再チューニングした。装着感や操作性も見直しており、会場では2色のカラーバリエーションを比較できた。



 Noble Audio「FoKus Apollo Pro」



LUXMAN/FOCAL、FOCAL「BATHYS MG」とラックスマン「P-100 CENTENNIAL」が人気


LUXMAN/FOCALブースでは、ラックスマンが国内で取り扱うFOCAL製ヘッドホンと、ラックスマン製据え置きヘッドホンアンプを組み合わせた試聴展示を実施していた。


FOCALからは、ワイヤレスヘッドホン「BATHYS」の上位モデル「BATHYS MG」が登場。BATHYS MGは、独自の40mm M字型マグネシウム・ドーム振動板を搭載する。


ANC機能は、周囲の騒音を強く抑える「サイレント」、抑制を緩やかにする「ソフト」、外音を取り込む「トランスペアレント」の3モードを用意。USB Type-C接続時は最大192kHz対応という優れたUSB-DAC機能を有するほか、3.5mm端子による有線接続にも対応する。



FOCAL「BATHYS MG」


ラックスマン製品では、創業100周年記念モデルとして開発されたフラグシップ・ヘッドホンアンプ「P-100 CENTENNIAL」が来場者の注目を集めていた。4系統のアンプ回路を内蔵したフルバランス構成を採用し、6.3mm標準、4.4mmバランス、3ピンXLR、4ピンXLRの4種類のヘッドホン出力を装備する。



ラックスマン「P-100 CENTENNIAL」


 ヘッドホンとの組み合わせでは、FOCAL製有線ヘッドホンのフラグシップモデル「UTOPIA SG」が特に人気を集めていた。P-100 CENTENNIALは99万円、UTOPIA SGは66万円と、いずれも高価格帯の製品ながら、多くの来場者が足を止めて試聴していた。



左から、「UTOPIA SG」「STELLIA」。いずれも高価格帯のハイエンドモデル


ラックスマンの担当者は、「ハイエンド製品を中心に扱っているため、ポータブルオーディオに慣れてきたユーザーが音楽体験をステップアップする際の一つのゴールとして提案したい。実際に聴いて違いを感じてほしい」と話していた。

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