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公開日 2025/04/28 13:09
税込14,300円から

オルトフォン、Hi-Fi用のエントリーMMカートリッジ「Concorde 5」シリーズ。丸針と楕円針の2モデル展開

編集部 : 伴 修二郎

オルトフォンジャパンは、Hi-Fi用MM型カートリッジ「Concorde 5」シリーズを2025年5月より発売する。丸針モデルと楕円針のモデルの2種を展開し、ラインナップと価格は以下の通り(表記いずれも税込)。




「Concorde 5S」



「Concorde 5E」 



・丸針モデル「Concorde 5S」 14,300円
・楕円針モデル「Concorde 5E」 16,500円


1979年に登場したオルトフォンのヘッドシェルとカートリッジのボディが一体型となったカートリッジ “Concordeシリーズ” に、同シリーズの原型となるHi-Fiモデルの思想を受け継ぎつつ、現代のアナログ再生環境にフィットするよう開発された新エントリーモデル「Concorde 5」シリーズが登場。「音楽を気軽に楽しみたい初心者から、かつてのConcordeを知るベテランの方まで、幅広くお使いいただけるHi-Fiカートリッジ」とアピールする。


丸針仕様の「5S」と、より高解像な再生が可能な楕円針仕様の「5E」の2モデル展開となっており、いずれもカートリッジとヘッドシェルが一体化された構造にょり、煩雑な配線や取付作業が不要。すぐにレコード再生を楽しめる設計になっていると謳う。


また、両モデルともスタイラス(交換針)部を用意し、かつそれぞれの交換針を挿し替えできる互換性を備えるため、用途や好みに応じて柔軟なアップグレードが可能としている。



両モデルともスタイラス(交換針)部をそれぞれ挿し替えられる


かつてのHi-Fi用Concordeシリーズは、ヘッドシェル込みの自重が6.5gの軽量設計としていたが、「現代のアナログ再生環境において軽質量カートリッジと相性の良いトーンアームは珍しい存在となりつつある」として、Concorde 5シリーズでは上位モデルの「Music」シリーズとほぼ同様の自重18.5gで設計。これにより、軽質量向けトーンアームに限らず、ある程度の自重をもったカートリッジの装着を前提とするトーンアームでの使用にも対応するとのこと。


また、かつてのConcordeシリーズはローマス(軽質量)とハイコンプライアンス(針先の動きやすさ)を至上命題として開発されたことで、使用するトーンアームによってはConcorde側が極端な軽質量のために使用できないケースや、ミスマッチとなったりする事例が発生。これを鑑みてDJ用モデルを含む現行のConcordeシリーズでは、往時の製品ほどコンプライアンスを高く取らず、様々なトーンアームとのマッチングを考慮した汎用性を持たせたと説明する。


これに対して今回のConcorde 5シリーズでは、他のConcordeシリーズよりコンプライアンスを多少高めつつ、DJ用モデルとは異なる軽量なHi-Fiカートリッジ用カンチレバーを採用したことで、ローマス・ハイコンプライアンスなカートリッジの装着を想定したトーンアームとの相性も良好とアピール。「現行モデルの中では往時の面影を残した製品」と謳っている。


丸針の5Sは、スタイラスチップを接合式の丸針としたエントリーモデルで、丸針特有の独特な中音域の厚みが特徴と説明する。カートリッジやトーンアームのセッティングをシビアに行わなくとも安定したレコード再生を可能にし、「レコードに初めて触れる皆様やヴァイナルを愛好する音楽ファンの皆様にもお勧めしたいモデル」としている。


楕円針の5Eは、スタイラスチップに接合式楕円針を採用。丸針の5Sと比較するとレコード盤の音溝表面に刻まれた音声信号をより細かくピックアップ(拾い上げ)することが可能で、よりワイドレンジでクリアな音色が特徴だとしている。またトーンアームのセッティングをある程度緻密に行うことで、より音色のクオリティ向上を実感しやすいモデルとアピールしている。


そのほか、コイル線材はOFC、アルミニウム製カンチレバーを使用している。出力電圧は5Sが4.5mV、5Eが4mV。チャンネルバランスは2dB、セパレーションは20dB。周波数特性 は20Hz - 20kHz、内部インピーダンスは750Ω、推奨負荷インピーダンスは47Ω以上。適正針圧は1.8g。


なお、Concordeシリーズはヘッドシェルとカートリッジが一体となるため、ユニバーサル型のトーンアームへの取付を前提としており、トーンアームのパイプとヘッドシェルが一体、もしくは専用品同士の場合は同系機種の「OM 5/Super OM 5」シリーズの使用を推奨している。


また、Concorde 5シリーズはHiFi用として設計されているため、スクラッチやバックキューイングなど、DJ用途の使用は針先を傷める場合があるとアナウンスしている。


 

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