トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2016/08/18 18:08
MONOIII」と「AMPII-MK3」

ACCUSTIC ARTSから大型パワーアンプ2機種。ダンピングファクターの直線化機能を搭載

季刊・オーディオアクセサリー編集部
ドイツのハイエンドブランドであるACCUSTIC ARTSから、ステレオ・パワーアンプ「AMPII-MK3」(1,850,000円、税別)とモノラル・パワーアンプ「MONOIII」(3,800,000円/ペア、税別)が発売された。6月に当サイトのニュースで取り上げた製品がいよいよ発売となった格好だ。

両機とも、今年のミュンヘン・ハイエンド・ショウで発表され、話題を集めたモデルである。取り扱いは、ハイ・ファイ・ジャパン。

両モデルには「ダンピングファクター直線化機能」という新技術が導入されている。


AMPII-MK3
理論上は、アンプのダンピングファクターが高いほどスピーカーの制動力が高まり、音質も優れているとされる。ACCUSTIC ARTSは、実際の問題として、ダンピングファクターはスピーカーにとって最適な範囲にあるべきであり、可能な限り周波数帯全体を通じて均一でなければいけない、との観点から上記新技術を開発。両モデルに投入している。


MONOIII
両機のリアパネルには「DAMPING CONTROL」スイッチが設けられており、このスイッチを入れることで、ダンピングファクターが直線化される。

AMPII-MK3は、同ブランド設立以来の主力機であるAMPIIの第3世代モデル。ACCUSTIC ARTSの最上位シリーズであるREFERENCE SERIESのステレオ・パワーアンプである。デュアルモノ構成の回路を採用。電源部には1,100VAのトロイダル・トランスを2基搭載する。出力段はMOS FETを片チャンネル当たり12個使用し、275W/ch(8Ω)の出力を確保している。

MONO IIIはREFERENCE SERIESのフラッグシップ機となるモノラル・パワーアンプ。外観はAMPII-MK3とほぼ同じであるが、出力段にはMOS FETが24個使用され、電源トランスは1,600VAのトロイダル型を2基搭載。8Ωで600Wの大出力を獲得している。

8月20日発売の『季刊・オーディオアクセサリー 162号』では、両機の詳細な試聴レポートを掲載している。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB