公開日 2014/11/21 10:30

新星イヤホンブランド「Aurisonics」日本上陸! 3モデルを高橋敦が一斉試聴

強烈なラインナップが登場
高橋敦
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Aurisonics(オーリソニックス)は2011年に起業したイヤホン/イヤーモニターブランドだ。マスタリングエンジニアとして経験を積んだデール・ロット氏によって、テネシー州ナッシュビルにて創業された。いまや日本のオーディオとも縁深いギターブランド、ギブソンの本拠地でもある音楽の街だ。特にカスタムイヤーモニターにおいては、ミュージシャンが溢れるその地の利も大きいだろう。

そのAurisonics製品が、日本で本格的に販売を開始した(関連ニュース)。とはいえ新規参入の成功には、高い品質と強い個性がともに必要だ。Aurisonicsはどうか?

品質について、詳しくは以降の実機レビューに目を通してもらえればと思うが、見事の一言だ。設計や実装はもちろん製造品質にもこだわり、全製品を本社ナッシュビルで生産。ユーザーの要望に素早く応えるため3Dプリンターもいち早く導入。信頼が持てる態勢だ。

個性については、イヤーモニター分野では珍しいことに、多くの製品でダイナミック+BAのハイブリッド構成を採用。この構成ならではの音を得ている。この音に惹かれるユーザーも多いはずだ。では、日本に導入されるユニバーサル型3モデルを見ていこう。

ダイナミック+BAの最上位機「ASG2.5-RED」

まず「ASG2.5-RED」は同社ハイエンドモデルで予想実売価格74,000円前後。14.2mm径ダイナミックドライバー1基とBA型ドライバー2基を搭載する。

ハイエンドモデル「ASG2.5-RED」

が、いわゆる「3ウェイ」ではない。帯域分割を行うネットワーク回路は搭載せず、各ドライバーの特性、配置、筐体形状といったアコースティックな音響調整のみで、クロスオーバーを発生させないようにチューニング。ここも個性的なアプローチだ。試作時の音響の試行錯誤には3Dプリンターも活躍したものと想像できる。

ケーブルの分岐部

プラグはL型

機能的な特徴は「Tuneable Bass port」。低域の出し方をユーザーがダイヤルで調整できる。ネットワーク回路は非搭載、そして「mechanical tuning of low-mid frequencies」との記述もあり、可動式の音響パーツで音響特性を変更する。

同社が「SureSeal」と呼ぶイヤーピースもポイント。一般的なシリコンではなく「サーマルプラスティックエラストマー」で作られている。ぷにぷにした感覚の素材で、しかも体温によって耳にフィットするとのこと。たしかに一般的なユニバーサル型+シリコンイヤーピースより装着感も遮音性も良好だ。

体温によって耳にフィットするイヤーピース「SureSeal」

リケーブルが可能だ

次ページASG2.5-REDとASG1PLUSの音質をチェック!

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