公開日 2026/03/25 18:21

Harman Kardon、「Aura Studio 5 Wi-Fi」などアンビエントライト搭載ワイヤレススピーカー3機種

「SoundSticks 5」と「Luna 2」も
編集部:小野佳希
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Aura Studio 5 Wi-Fi

ハーマンインターナショナルは、Harman Kardon(ハーマンカードン)ブランドより、ライティング機能を持つワイヤレススピーカーの新モデル群を発表。「Aura Studio 5 Wi-Fi」「SoundSticks 5」「Luna 2」という3機種を発売予定であることを明かした。発売日や価格などの詳細は後日あらためて案内するとしている。

「Aura Studio 5 Wi-Fi」が、Wi-Fi機能を内蔵した全方位型ワイヤレスホームスピーカーで、「SoundSticks 5」は3つの筐体で構成される2.1ch Bluetoothスピーカー(※Wi-Fi非搭載)。そして「Luna 2」が、今回の3製品中もっとも小型でバッテリーも内蔵するポータブルBluetoothスピーカーというラインナップだ。

Aura Studio 5 Wi-Fi

「Aura Studio 5 Wi-Fi」は、2025年11月に発売した「Aura Studio 5」のWi-Fi対応モデル。Wi-Fi機能を内蔵することで、ハイレゾストリーミングにも対応し、より高品位な音楽再生を可能にしたという。ネットワーク機能としては、AirPlay2、Google Cast、 Google Home、Spotify Connect、Qobuz Connect、Roon readyに対応する。

また、ライティングテーマに新しく「ネビュラ」パターンを追加。ネビュラパターンは、星雲をイメージした光り方をするライティングだとのことで、従来のライティングパターン6種類にネビュラを加えた7種類を選択できるようになった。

なおネビュラパターンは「SoundSticks 5」「Luna 2」、および既存モデルには搭載されず、現時点では本機専用のライティングテーマとなる。

スピーカーとしてのスペックはベースモデルである「Aura Studio 5」を継承。センターチャンネル用の25mmトゥイーター1基と、40mmドライバー6基、143mmウーファー1基を備え、部屋中に均一な音を広げるとという独自技術「Constant Sound Field」技術を搭載している。 

スマートフォン/タブレット用の「Harman Kardon ONE」アプリに対応し、明るさやライティングパターンなどを調整可能。また、鳥の鳴き声などのアンビエントサウンドを鳴らす機能も備えており、それらと音楽をミックスして再生することもできる。

Bluetoothのバージョンは6.0で、Auracastにも対応。3.5mmAUX端子も装備し、スマホや外部プレーヤーを有線接続することもできる。

SoundSticks 5

「SoundSticks 5」は、25mmトゥイーター2基、40mm中高域用ドライバ―6基、130mmサブウーファー1基を搭載する2.1ch Bluetoothスピーカー。ホワイトとブラックの2色のカラーバリエーションで展開する。

従来からのSoundSticksシリーズのスケルトンデザインを継承しつつ、スタイリッシュなカラーリングとメタリックアクセントを融合させたと同社は説明。浮かぶように配置されたサブウーファーが、洗練されたビジュアルを一層引き立てるとアピールしている。

前モデルからドライバーの数を増やし、総合出力も140Wから190Wに高めるなど音質面も強化。「シルクドームトゥイーターとミッドレンジドライバーが繊細でクリアなステレオサウンドを再現し、ダウンファイヤリング型サブウーファーが力強い低音を響かせ、豊かな2.1chサウンドを実現」するとアピールしている。

さらに、ライティング機能も刷新。従来のサブウーファーのみのライティングに加えサテライトスピーカーにもライティング効果を追加した。Harman Kardon Oneアプリにも新たに対応し、ライティングなどの各種調整が可能になった。

Bluetoothのバージョンは5.4で、本機もAuracastに対応。AUXアナログ入力に加え、新たにARC対応のHDMI端子も装備し、テレビやPCとHDMIケーブルで接続できるようになった。今回発表された3モデルのうち、HDMI端子を搭載するのは本機のみだ。

Luna 2

「Luna 2」は、バッテリー内蔵のポータブルBluetoothスピーカー。上述の2モデルが電源への接続が必要なのに対し、本機はバッテリー内蔵のため持ち運んで利用できる。なおカラーバリエーションはブラック/サンドの2色を用意している。

62×82mmウーファーと20mmトゥイーター各1基による2ウェイスピーカー構成とパッシブラジエーター2基を搭載。これらによって、持ち運びやすいコンパクトデザインながら、バランスの取れたクリアなサウンドと力強い低音を実現したという。

本体底面にアンビエントライトを装備。自然からインスパイアされたライトテーマを搭載し、本機もHarman Kardon Oneアプリからライティングを調整できる。

バッテリー性能は最大12時間の連続再生が可能。また、本体はIP67準拠の防塵防水性能を備えている。

2台のLuna 2をタッチするだけで瞬時にステレオペアリングを可能にするAirTouch機能も装備。Bluetoothのバージョンは5.4。本機はAuracastには非対応で、また、AUX端子も装備していない。

「リブランディングでリーディングブランドを目指す」

本国から来日したマーケティング部門のディレクターであるダニエラ・フローリッヒ=リッケス氏は、同ブランドが創業から70周年を超えてリブランディングを図っていると説明。

ダニエラ・フローリッヒ=リッケス氏

音だけではなくデザインも含めた“見ても触れても美しいサウンド”がハーマンカードンの特徴であるとした上で、「新しい世代に新しい価値観が生まれていたり、新しい技術も次々と登場している。ハーマンカードンも、伝統を受け継ぎながら変わっていかなければならないと考えている」と述べる。

そして、そのための製品が今回の新製品群だと紹介。「音と光によって空間を彩る、これまで以上に個性あるプレミアムオーディオとしてのポジションを確立し、ホームオーディオのリーディングブランドを目指す」とした。

また、若いカップルやファミリー層にこれまで以上にリーチしていきたいともコメント。「こうした方々は、家族であったり毎日の暮らしであったり、人とのつながりやかけがえのない時間を大切にされている。暮らしに奥行きや楽しみを求める方々に、ハーマンカードン製品を知っていただき、楽しんでいただきたい」と語った。

新製品の「核」は3点

続いて登壇したインダストリアル・デザイナーのジェイミー・パイバス氏は、製品をデザインするにあたって「どのように空気感を創り出し、完成に響く体験を生み出すか」が重要であると考えていると説明。

ジェイミー・パイバス氏

今回の新製品群においては、「Light(光)」「Transparency(透け感)」「Materiality(素材の在り方)」という3点をデザインの核に据えたと語った。

「光」については、製品と周辺の環境を繋げる役割を担うものであると説明。特に、Aura Studioシリーズについては「従来は内部が光ることで製品そのものに興味を集めるような構造だったが、Aura Studio 5 ではその逆だ」とコメント。「外の空間に気持ち良さが広がる光の演出をしているということ」と述べた。

また、「透け感」については、製品と空間との境界線をあえて曖昧にすることで、製品が空間に馴染む作用をもたらすことを狙っていると紹介。そして「素材の在り方」というのは、実際にユーザーが触れることになる素材こそが感情に訴えかけることにつながるのだとした。

そのほか、発表会では櫻井焙茶研究所の櫻井真也氏を招き、出席したメディア各社の記者たちにお茶を振る舞う一幕も。今回の新製品群によるアンビエントサウンドと光が演出する空間で、ゆったりとお茶を楽しむ体験型デモンストレーションが披露された。

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