SHANLING、CDトランスポート「CT90」。専用アップサンプリングチップ搭載/MQA-CDやDSDファイル再生も可能
MUSINは、取り扱いブランドSHANLING(シャンリン)からCDトランスポート「CT90」を3月31日(火)に発売する。価格はオープンで、市場での実売価格は税込158,400円前後が予想される。シルバーとブラックの2色を用意し、現在は予約受付を実施中だ。
同製品は、専用アップサンプリングチップセット「CT7302C」を搭載するデジタルトランスポート。さまざまなデジタルソースをPCMまたはDSD信号として最適化し、DACとの伝送をより理想的に行えるという「All to DSD・All toPCM機能」を搭載している。
ドライブユニットには、「SAA7826」サーボシステムと「DA11」光学ドライブを組み合わせた構成を採用。安定したCDピックアップと精密な読み取りを可能にしたという。
デジタル伝送面では、I2S出力、USB出力、同軸デジタル出力、AES/EBU出力を装備。I2S出力は10種類のピン配置モードを備え、幅広いI2S DACとの互換性を確保した。
サンプリングレートおよびビットレートは、USB出力とI2S出力で最大PCM 768kHz/32bit、DSD512、同軸デジタル出力とAES/EBU出力で最大PCM 192kHz/24bit、DSD64(DoP)までをサポート。なお、前述のAll to DSD/All to PCM機能はUSB出力では利用できない。
45.1584MHzと49.152MHzのデュアル発振器を搭載し、デジタル信号のジッターを効果的に低減すると説明。さらに、外部クロック用BNC端子「WORLD/CLK IN」も備え、44.1kHzおよび10MHzクロック信号入力に対応。より精密で安定した信号供給により、システム全体のサウンド向上を図るとしている。
また、リモコン操作、Bluetooth受信、アップサンプリング等の機能を制限して、CD再生と物理ボタン操作のみに機能を絞る「ピュアCDモード」も搭載している。
電源部には35Wのリニアトランス電源を採用。これによって、安定した電源供給とノイズ低減による滑らかな音質表現を実現するともアピールしている。
また、安定した再生環境を目指し、トップカバー式のトップローディング設計を採用。ウッドデザインの磁気スタビライザーでディスクを両面から固定する圧着方式により、高い制振性能と動作安定性を図っている。
筐体はアルミニウム削り出し。SHANLINGの従来の据え置き機にはない、エッジの効いたメカニカルなデザインに仕上げたという。
また、本体には4.8インチのワイドスクリーンを搭載。再生情報や各種パラメーターを離れた場所からでも確認しやすいシンプルなUIを採用している。
USB INとBluetooth受信にも対応。PCと接続して高精細なオーディオインターフェーストランスポーターとして使えるほか、Bluetooth経由で受信したストリーミング音源などを各種デジタル出力から楽しめる。Bluetooth受信コーデックはLDAC、aptX HD、aptX、AAC、SBCをサポートする。
操作面では、付属リモコンによる遠隔操作に対応するほか、専用アプリ「Eddict Player」のSyncLinkシステムにも対応。アプリからペアリングすることで、USBメモリーやCD再生、各種設定変更などをスマートフォンから行える。
対応ディスクはCD、CD-R、CD-RW。USBメモリーや外付けHDD/SSDは最大2TBまで接続でき、PCM 768kHz/32bit、DSD512までの音楽ファイルを再生できる。
さらに、MQA-CDおよびMQAローカルファイルの再生にも対応。MQAは本体でのMQA Fullデコード(4X)とMQA Core(2X)をサポートし、接続機器との連携による高倍率展開も可能としている。
対応音声フォーマットはISO、DXD、APE、FLAC、WAV、AIFF、AIF、DTS、MP3、WMA、AAC、OGG、ALAC、MP2、M4A、AC3、M3U、M3U8、OPUS、DSD(.iso、.dsf、.dff)をサポートする。
外形寸法は280W×230H×91Dmm、質量は3.5kg、消費電力は35W。付属品は電源ケーブル、Bluetoothアンテナ、リモコン、磁気スタビライザー、USB-A to Bケーブル、取扱説明書、クイックスタートガイド、製品保証書を同梱する。
