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Nothing、ロエベのチャーリー・スミス氏がCBO就任
Nothingは、Loewe(ロエベ)のCharlie Smith(チャーリー・スミス)氏を、Nothingのチーフ・ブランド・オフィサー(CBO)に迎えると発表した。就任時期は2026年1月を予定している。スミス氏は経営陣に加わり、共同創業者兼CEOのCarl Pei(カール・ペイ)氏を支える。
新CBOとなるスミス氏は、Nothingのグローバルブランド/イメージ/マーケティング/コミュニケーション/店舗デザイン全般を統括する。ペイ氏は「次世代に最も愛されるテクノロジー企業を創る」というビジョンのもと、テクノロジーの可能性を再定義する役割に、スミス氏以上の適任者は居ないとコメント。
スミス氏はロエベ在籍中、同ブランドの成長を牽引し、マーケティングのパイオニアとしての地位を確立した。スミス氏が指揮を取り、ロエぺはLyst(リスト)による「最も注目されるブランド」で、2023年/2024年第2四半期/2025年第1四半期の選出に導いた実績を持つ。スタジオジブリ/On Running/日本の陶芸デュオ・スナ・フジタとのコラボレーションを監修し、TikTokでのバイラル戦略も導入した。
また、スーパーボウルにおけるリアーナやビヨンセのワールドツアーでの衣装提供、さらにデイム・マギー・スミス/アンソニー・ホプキンス卿/ダニエル・クレイグらを起用したキャンペーンなど、話題性の高いパートナーシップを展開した。Forbes(フォーブス)の2025年版では「世界で最も起業家精神にあふれるCMO」および「最も影響力のあるCMO」に選出されている。
スミス氏はロエベでの7年間について、クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン氏らと取り組んだ期間を総括しつつ、同ブランドが今後も成長していくとの見立てを示した。Nothingへの参画にあたり、ペイ氏と共に現状打破に挑戦し、ラグジュアリーファッションでの知見をコンシューマーテクノロジー領域へ生かす意欲を述べている。
同氏は、Nothingのミッションについて「テクノロジーは楽しく、文化とつながり、人生を最高にするためのものであるべき」との考えに共感を示したという。































