HOME > ニュース > CMF by Nothing、スライダーで低音/高音バランスを調整できるBluetoothヘッドホン「CMF Headphone Pro」

最長100時間再生のタフなバッテリー持ち

CMF by Nothing、スライダーで低音/高音バランスを調整できるBluetoothヘッドホン「CMF Headphone Pro」

公開日 2025/09/29 20:45 編集部:成藤正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

Nothingは、サブブランドCMF by Nothing(CMF)から初のオーバーイヤー型Bluetoothヘッドホン「CMF Headphone Pro」を、9月30日(火)より発売する。価格は15,800円(税込)。カラーバリエーションはライトグリーン/ダークグレー/ライトグレーの3色を展開する。

「CMF Headphone Pro」(手前からダークグレー/ライトグリーン/ライトグレー)

CMFブランド初となる、オーバーイヤー型のアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載Bluetoothヘッドホン。特徴のひとつとしてバッテリー持ちをアピールしており、AACコーデック接続時においてANCオンで約50時間、ANCオフで約100時間の連続再生が可能。急速充電機能も備えており、5分間の充電で約4時間の再生(ANCオン)が可能だとしている。

タフなバッテリー持ちをアピール

ドライバーユニットは40mmダイナミック型を搭載。ポリウレタンとポリエチレンナフタレート素材を用いた振動板には歪みを低減するニッケルメッキコーティングを施し、クリアな高音とパンチのある豊かな低音にチューニング。硬質的でパワーのあるサウンドが楽しめるという。

「CMF Headphone Pro」(ライトグリーン)

Nothingブランドのヘッドホン「Headphone (1)」とは異なり、オーディオブランドKEFはチューニングに携わっていないが、スウェーデンのAudiodo社の技術を活用したサウンドパーソナライズ機能を搭載。ユーザーごとの聴覚特性にあわせた音質カスタマイズが行える。

アプリ「Nothing X」を併用することでイコライザー設定が利用でき、5種類のプリセットとユーザーによるカスタム設定が可能。また、ライブハウスや映画館のような立体的な音を楽しめる空間オーディオモードにも対応する。

ANCはハイブリッド方式で、周囲の騒音量に応じて自動的に強さを3段階調整するアダプティブ仕様。マイクを通して周囲の環境音を取り込む外音取り込みモードにも切り替えられる。通話についても、防風メッシュ付きの3基のHDマイクとクリアボイステクノロジーを備え、屋外や移動中でもクリアな通話が行えるとする。

左右のハウジングには、電源/ペアリングボタンに加えて「ローラー」「アクションボタン」「スライダー」という3つの操作系を装備する。ローラーは転がしたり押し込んだりすることで、音量調整、再生/一時停止、ANCモード切り替え操作が可能。

アクションボタンは、ChatGPTの呼び出し、ミュートなど数種類の機能の中から、ユーザーが自由に割り当てられるボタンで、Nothing Xアプリから短押し/長押しそれぞれに登録できる。

電源/ペアリングボタンのほか、「ローラー」「アクションボタン」「スライダー」を装備

そしてスライダーは、音楽の低音/高音バランスをリアルタイムで調整できる、いわゆるトーンコントロール機能。中央を基準にスイッチをスライドさせることで、好みや気分、聴く楽曲に応じて、低音と高音を増減できる。

Bluetoothはバージョン5.4、コーデックはLDAC/AAC/SBCをサポート。付属の3.5mmオーディオケーブルによる有線接続にも対応する。

ほか、ユーザーが手軽にイヤーパッドを着脱し、本体と異なるカラーのイヤーパッドに交換できる「モジュラーデザイン」を採用。別売イヤーパッドはライトグリーン/オレンジをラインナップし、各3,580円(税込、ペア)となる。

「モジュラーデザイン」により、別売イヤーパッドと交換して自分だけの配色にカスタマイズできる

質量は、ヘッドホン本体が283g、イヤーパッドが45g。

 

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック