東芝「みるコレ」アップデート。TSUTAYA TV対応やタレント名検索などの機能追加

東芝は、液晶テレビ“REGZA”向けのクラウドサービス「TimeOn」を本日2月29日にアップデート。「みるコレ」にTSUTAYA TVとの連携機能などが追加された。

「みるコレ」は、録画番組やこれから放送される番組、YouTube動画、CM/出演シーンをテーマ別に横断検索し、膨大なコンテンツ群の中から見たいものを見つけて楽しめるサービス。ドラマやアニメ、タレント別、人気番組別などでテーマ切りした「みるコレパック」が65,000以上用意されており、気に入ったパックを登録しておくと、自動的に録画した関連番組やYouTube動画等から気になるコンテンツを簡単に発見して楽しんだり、見たいシーンだけ選んで再生したりといったことができる。

今回のアップデートにて、「みるコレパック」で検索＆表示されるコンテンツに「TSUTAYA TV」が提供するものが追加になった。

たとえば海外ドラマ「『BONES』シリーズパック」では、録画した分やこれから放送される分に加え、TSUTAYA TVで配信中のコンテンツも表示。録画できていなかった回や、まだ放送されていない最新シリーズの回をレンタルして視聴することができる。同社は「見逃し視聴にも便利」とアピールしている。今後他のVODサービスにも対応していく予定。既にいくつか話が進んでいるところもあるという。

なお、利用にあたってはあらかじめPC等からTSUTAYA TVの会員登録が必要。みるコレから視聴できるコンテンツは「動画見放題」プランやレンタル/購入したタイトルなどだが、一部権利等の関係で見られないものもあるとのことだ。


また、GUIもアップデート。「ホーム＋みるコレ」ページで、追加したみるコレパックの関連録画番組を表示する件数を増やし、より簡単に自分の興味に合った番組に出会えるようにした。

さらに、ページ下部に「録画リスト」というメニューを新たに用意。録画番組のなかから見たいシーンに簡単にアクセスできるようにしている。

「タレント名で探す」機能も新規追加。61,000件以上の「タレント系パック」が50音順に並べられており、文字入力せずに目的の人物を見つけることが可能。顔写真も一緒に表示されているので、それをフックに気になる人物を見つけることもできる。


「みるコレ」の開発担当である片岡秀夫氏によると、レグザ販売台数に対するネット接続率は、2016年1月には5割を超えたという。またNETFLIXの参入などにより動画配信サービスも活性化してきていると分析。「『TimeOn』は、『みるコレ』で放送コンテンツ／ネットコンテンツ／各種情報などを総合してユーザーが見たいコンテンツに出会えるサービスの実現を目指す」と語っていた。


TSUTAYA TV連携機能の追加を記念して、TSUTAYA TV新作レンタル製品にも使える540円分の動画ポイントを先着1,000名にプレゼントするキャンペーンも実施する。期間は2月29日から3月31日までで、規定数に達し次第終了となる。