オンキヨー、“WAVIO”のUSBオーディオ新モデル「SE-U55SX2」を発売

オンキヨーは、“WAVIO”シリーズの新モデルとして、USBオーディオ機器「SE-U55SX2」を11月下旬に発売する。価格はオープンだが19,800円前後での販売が予想される。

USB入力端子だけでなく、様々な接続端子を備えた製品。デジタル入力は光2系統/同軸1系統、デジタル出力は光2系統。アナログ入力/出力にはRCAステレオをそれぞれ1系統ずつ装備する。またヘッドホン出力やマイク入力端子も備える。アナログ入出力と同軸デジタル入力は金メッキ処理を施した。

USBからのバスパワーではなく、ACアダプターからのセルフパワーで駆動。これによりPC以外のオーディオソースなども接続し、オーディオセレクターや単品DACとしても活用することができる。

DACにはバーブラウンの「PCM1796」を採用し、USB→LINE OUTのS/N比は115dB。またA/DコンバーターはS/N比114dBのものを内蔵しているという。デジタル入力、出力はともに96kHz/24ビットまで対応している。

クロック回路も内蔵し、発信周波数偏差±10ppmの高精度水晶発振子を搭載。これによりジッターを抑えている。

また、AVアンプなどでもおなじみの、同社独自の「VLSC」（Vector Linear Shaping Circuitry）回路を搭載。一般的なローパスフィルターでは除去しきれないパルス性ノイズを抑え、高音質化を図っている。

さらに電源部に大型の電解コンデンサーを3個搭載しているほか、出力カップコンデンサーにはELNA社のものを採用。またデジタル電源部専用にOS-CONを備えるなど、オーディオグレードのパーツを数多く使用した。

対応OSはWindows 7/Vista/XPで、Windows 7は64ビット版も使用可能。96/24に対応した録音/編集ソフト「DigiOn Sound 6 L.E. for ONKYO」もバンドルしている。

本体はスタンドを使用しての縦置きと、横置きに両対応している。外形寸法は166W×244H×67Dmm、質量は0.7kg。本体カラーはブラック。

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