シャープ、世界最大65V型のフルHD液晶テレビ“アクオス”を発売

シャープ（株）は同社の液晶テレビ“アクオス”シリーズの新製品として65V型のデジタルハイビジョン液晶テレビ「LC-65GE1」を8月1日に発売する。価格は税込168万円。ディスプレイ、チューナーは別筐体としている。

本機は本日時点で、デジタルハイビジョン液晶テレビとして世界最大の画面サイズとなる、32V型の4倍の大きさを誇る65V型の大画面を実現した。同社亀山工場製の1920×1080画素フルHD対応液晶パネルを搭載し、デジタル放送のハイビジョン信号フォーマットである1080iの映像を高精細に映し出すことができる。このパネルを核として、「ネットワークエンジン」「デジタル画像処理エンジン」「液晶高効率駆動エンジン」「デジタルオーディオエンジン」「環境エンジン」からなるAQUOSプラットフォームに基づく設計による高画質大画面を実現する。

また同社の45V型以上のモデルに採用される独自開発の1チップデジタル高画質LSIを本機にも搭載することにより、全ての映像を10ビットの高精度で処理する。これによりフルHDの映像においても、ノイズを極限まで抑えたクリアーな映像表現を可能にしている。さらには高精細・低反射のASV液晶パネルの特長を活かし、動画応答性を向上する「QS（Quick Shoot）技術」の搭載により、優れた動画応答性能を実現する。

さらに今回は、同日発表された「Gシリーズ」と同様に、新開発の4波長バックライトを搭載した。これは青・緑・赤の波長に「深紅」を加えることによって赤色をはじめとした鮮明な色彩を実現するものだ。

その他にも450カンデラの高輝度や明るさセンサーの搭載により、明るい部屋でも見やすい高画質を実現している。

本機では音質にもまたこだわりのスペックを取り入れている。約50％高開口率を実現したステンレス素材のスピーカーと、同社独自の1ビットデジタルアンプの搭載により、ナチュラルでクリアーなサウンドを実現している。なお本機のデザインはAQUOSシリーズの他機種同様、デザイナーの喜多俊之氏が手がけており、スピーカーの装着はアンダータイプのスタイルとしている。

さらにHDMI/DVIをはじめとする豊富な接続端子を備え、AV機器との連携を高めている。

65V型で619Wの低消費電力を実現した点、約6万時間の長寿命設計を実現した液晶パネルのバックライトなど、環境面への配慮にもシャープのAQUOSならではのスペックを実現している。


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シャープ　お客様相談センター
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（Phile-web編集部）