フォステクス、ホーンスーパートゥィーター「T925A-ST」。新開発リング形状チタン振動板を搭載

フォステクスカンパニーは、ホーンスーパートゥィーター「T925A-ST」を2026年1月下旬より数量限定で出荷開始する。販売価格は1台につき93,500円（税込）。

アルニコマグネット搭載のロングセラー「T925A」にとって初めての限定仕様モデル。新開発リング形状チタン振動板を搭載したほか、大型低歪みアルニコ内磁型磁気回路にも調整を施し、さらなる音質向上を図っている。これらにより、伸びやかな高域と見通しの良い音場を実現するという。

上記のとおり、リング形状へ成形したチタン振動板を採用。トランジェントに優れ、クリアで浸透力のある高域再生を可能にしたと説明されている。また、アルニコ内磁型磁気回路のポールピースには銅メッキ処理を施し、電流歪みをより低減しているという。

さらに精密切削加工を施したアルミ合金肉厚円筒形ホーンとイコライザーを組み合わせ、繊細さに加えて適度な響きを確保したと同社は説明。入力端子にはバナナプラグ対応の金メッキターミナルを採用し、内部配線にはΦ1.4mmの銅・銀合金単線を用いている。

総質量は1,980gで、マグネット質量は240g。再生周波数帯域は6kHz〜20kHz（-10dB）、出力音圧レベルは100dB／1W・1m。インピーダンスは8Ω。推奨クロスオーバー周波数は6kHz（-12dB/oct.以上）で、入力は15W（NOM）。また、トゥィーターベースが付属する。