AudioQuest、“英雄シリーズ”の最新構造スピーカーケーブル第2弾「Lone Ranger」
ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うAudioQuest(オーディオクエスト)ブランドより、最新構造を採用した “Folk Heroes(英雄)シリーズ” のスピーカーケーブル「Lone Ranger(ローン・レンジャー)」を11月27日に発売した。受注販売となり、価格は2.0mペアで509,300円、3.0mペアで577,500円(どちらも税込)。端子はスペードもしくはバナナプラグから選択可能。
今年8月に発売された「Breve Heart」の弟分に位置づけられており、Brave Heartにて初採用された最新導体構造を継承。「驚異的な静寂性、自然さ、圧倒的な存在感を受け継ぐ仕様を手ごろな価格帯で実現」したものと謳う。
+とーを完全独立させたケーブル構造によりセパレーションを大きく改善しつつ、そのケーブル構造を活かして導体径を拡大。加えて新素材を導入し、高周波ノイズ対策を強化した。また、機械的安定度を維持しながらもしなやかさを増し、取り回しやすくなったとしている。
導体はPSC+(Perfect-Surface Copper+)の単線導体で太さは12AWG。Brave Heartよりも2.5mm小さい外径となる。グラフェン+カーボンメッシュネットワークによるシールドを装備し、4%銀シールドドレイン線も付与されている。
ブランド伝統の技術である72V DBS(ダイエレクトリック・バイアス・システム)はもちろん搭載。絶縁材にバイアス電圧をかけることでノイズを抑え、ケーブルのポテンシャルを引き出している。さらにFolk Heroesシリーズと上位のMythical Creaturesシリーズのみに採用される、ケーブルとソースおよび負荷間の特性インピーダンスの不一致を解消する技術「ZERO-Tech」も導入されている。
誘電体や端子へ強制的に高電圧をかけることでケーブル性能を最適化する、約48時間のバーンイン処理「パーマネント・モレキュラー・オプティマイゼーション」も実施。この工程によって「ストレスフリーなサウンドと静寂性」を実現しているという。


































